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豊田市美術館(とよたしびじゅつかん、英語:Toyota Municipal Museum of Art)は、愛知県豊田市にある公立美術館。1995年(平成7年)に開館した。市街地の中心部に近く、かつて挙母城(七州城)のあった高台の一角に建設され、建築家・谷口吉生の最高傑作として名高い。 20世紀美術とデザインの収蔵、現代美術の意欲的な企画展で全国的に知られ、また漆芸で高名な作家・髙橋節郎の作品を収蔵する髙橋節郎館を併設している。 2014年(平成26年)9月16日から2015年(平成27年)10月9日までの約1年間、老朽化やバリアフリーに伴う改修工事のため長期休館を行うことになっていた。しかし、工事業者を決める入札で、唯一参加した業者の見積もりが設定金額を上回ったため不調に終わり、業者が決まらないまま休館した。このため、平成27年10月に予定されていたリニューアルオープンが遅れる可能性があったが、平成27年10月10日に予定通り開館した。なお、開館20周年を記念し、平成27年11月14日と15日の2日間のみ、特別展示室も含め全館無料となる。 == 概要 == === 建築 === 建築は、土門拳記念館や葛西臨海水族園、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、ニューヨーク近代美術館新館で知られる谷口吉生による。鉄とガラスのシンプルな形態のモダニズム建築で、展示や鑑賞や収蔵品の管理に対する配慮の行き届いた機能的な建築である。また、展示室から別の展示室がわずかに見えたり、順路の途中の廊下から豊田市の眺望が開けるなど、意外性や面白さも併せ持っている。 建物は地形の傾斜にあわせて、1階部分も2階部分も地面に接している。1階部分は芝生の広場に面したエントランスで、2階部分のレベルは広大な人工池に面し、アメリカ製の緑色の特殊鋼板や白いガラスを用いている美術館本体や髙橋節郎館など、回廊状に連なった四角い建築群が水面によく映えている。池の対岸には彫刻の散歩道や茶室、復元された七州城の櫓がある。ランドスケープデザインはピーター・ウォーカー。 茶室「童子苑」は、かつての美術館の敷地の一帯を指す「童子山」(どうじやま)という地名にちなむ〔。また七州城の隅櫓は当時の石垣を生かして1977年に再建されたものである。隅櫓に隣接する書院は「又日亭」(ゆうじつてい)といい、明治まで寺部城の城内にあった書院である。明治年間に千足町の竜寿院に移築され、その後解体される予定であったが、1977年、隅櫓再建とともに、豊田市によって現在地に移築された〔挙母城(七州城) / 帝國博物学協会 三河國 〕。茶室では美術館営業日には観客に立礼席茶会を提供しているほか、茶室・隅櫓広間・又日亭とも市民の利用に開放されている〔茶室|豊田市美術館 (Toyota Municipal Museum of Art) 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊田市美術館」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toyota Municipal Museum of Art 」があります。 スポンサード リンク
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