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『髪結い伊三次捕物余話』(かみゆいいさじとりものよわ)は、宇江佐真理による時代小説のシリーズ。シリーズ第1作「幻の声」は、1997年にオール讀物新人賞を受賞した作者のデビュー作で、同作を表題作とする『幻の声』は第117回直木三十五賞候補となった。 作者の死去により第15作「竈河岸」を最後にシリーズ未完となる。 == 概要 == オール讀物新人賞を受賞したデビュー作「幻の声」から続くシリーズで、2014年10月現在、14冊が刊行されている。連作短編仕立てとなっており、1冊に5 - 6編が収録されている(第14作『月は誰のもの』はシリーズ初の長編)。1999年には「髪結い伊三次」のタイトルで中村橋之助主演でテレビドラマ化されたほか、NHKラジオ第1放送「新日曜名作座」でオーディオドラマ化されている。 主人公は髪結い床(店舗)を持たない廻り髪結いの町人・伊三次(いさじ)で、北町奉行所同心・不破友之進(ふわ とものしん)の小者としての裏の顔を持つ。芸者の恋人・お文(おぶん)と所帯を持って髪結い床を持つ夢を叶えるため、仕事に励みながら、小者として様々な事件の解決の糸口を見つけていく。 宇江佐は、「(このシリーズは)編集者がもう要らぬと言わない限り、書かせていただくつもりである」「伊三次とともに現れた小説家なので、伊三次とともに自分の幕引きもしたいと考えている」と述べている〔宇江佐真理 『紫紺のつばめ』 文庫のためのあとがき、文藝春秋〈文春文庫〉、2002年。ISBN 978-4-16-764002-6〕。 登場人物は、1冊ごとに1歳年を取る形を取っていたが、マンネリ打開のため、また伊三次シリーズの最終回を書いてから死にたいという宇江佐の強い思いから、シリーズ第9作『今日を刻む時計』で一気に10年を経過させた〔宇江佐真理 『今日を刻む時計』 文庫のためのあとがき、文藝春秋〈文春文庫〉、2013年。ISBN 978-4-16-764016-3〕。第1作『幻の声』で25歳だった伊三次は、お文と所帯を持ち、子どもをもうけ、物語の中心も次第に子どもたちに移っていき、『今日を刻む時計』では42歳となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「髪結い伊三次捕物余話」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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