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鬼ヶ島(おにがしま)は、御伽話説話の桃太郎や一寸法師などに登場する鬼が住んでいる島。 == 概要 == 説話には具体的場所、状態の説明はない。そのため一般的には岩で出来た島で、鬼の要塞としての砦が築かれていると想像されるのみである。 鬼が住むとされる島の記述は、古くは13世紀前後成立の『保元物語』において、「鬼島(諸本によって「鬼が島」「鬼の島」)」が文献上に見られ、源為朝が鬼の子孫を称する島人と会話をし〔『保元物語 (下)』「為朝鬼島に渡る事 最後の事」において、「昔は鬼なりしか(先祖は鬼だったが)、今は末になりて(自代はその末裔である)」と説明している。〕、「鬼持なる隠蓑〔後世の民話などによって天狗が身につけているイメージがあるが、古くは鬼の宝具であり、『宝物集』においても隠れ蓑が説明されていることから、これらの宝物は12世紀末には伝承が生じていたことがわかる。〕、隠笠、打ち出の履(くつ)〔「うちで」は原文ママ。水面を浮いて歩くことができる履物。〕」といった神通力を有する宝具を所持していた(が、為朝上陸時点ではなくなっている)ことが説明されている。この鬼ヶ島については、青ヶ島の古名であり、青島に鬼島の伝承があったことを示唆するものとされる〔新 日本古典文学大系 『保元物語』 岩波書店 脚注より。〕。 なお、後述する日本各地にある伝承地・モデルとされる地においては、必ずしも島であるとは限らず、陸地であるものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鬼ヶ島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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