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鬼丸国綱 : ミニ英和和英辞書
鬼丸国綱[おにまる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おに]
 【名詞】 1. ogre 2. demon 3. it (i.e. in a game of tag) 
: [まる]
 【名詞】 1. (1) circle 2. (2) full (month) 3. (3) perfection 4. purity 5. (4) suffix for ship names 
: [くに]
 【名詞】 1. country 

鬼丸国綱 ( リダイレクト:鬼丸 ) : ウィキペディア日本語版
鬼丸[おにまる]

鬼丸(おにまる)は、天下五剣の一つに数えられる日本刀太刀)。鬼丸国綱(おにまるくにつな)とも呼ばれる。
==概要==
鎌倉時代初期、山城国の京粟田口派の刀工で、粟田口六兄弟の末弟である国綱の作。刃長二(約78.2cm)、反り一寸一分(約3.2cm)。鎌倉時代に入り、太刀の刀身の反りが大きくなり、またそれまでの太刀に顕著であった「腰反り」から刀身全体が均等に反っている「輪反り」(「鳥居反り」とも)へと移行した時期の太刀で、先代、また後代の「太刀」と比べても大きな反りを持つ。
作風は、地鉄(じがね)がよく約(つ)み、地沸(じにえ)付き、地斑映り(じふうつり)が立つ。刃文は沸出来(にえでき)、広直刃調の小丁子乱れで、腰刃を焼く。目釘孔は1つ。目釘孔上の棟寄りに「国綱」の二字銘がある。〔作風解説は「日本美術名宝展」(東京国立博物館・京都国立博物館、1986年)図録および特別展「日本のかたな」(東京国立博物館、1997)図録による。〕
鞘と柄(つか)の全体を茶色皺革(しぼかわ)で包んだ上に金茶色の平糸巻きを施し、鍔を黒漆塗の革袋で覆った「革包太刀」様式の拵(こしらえ)が付属しており、室町時代初期の製作と推定される〔拵の年代は「日本美術名宝展」(東京国立博物館・京都国立博物館、1986年)図録による。〕。この拵の様式を特に「鬼丸拵(おにまるこしらえ)」と呼び、「革包太刀拵」の代名詞となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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