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鬼仏表(きぶつひょう)とは、大学の学生が教員に対し、単位の取り易さ(出席、レポート、試験の有無や頻度、評価の厳しさ)という観点から行う評価の俗称である〔北海道発:大学編 変わる授業<24> 「鬼仏表」に見える鋭い観察 読売新聞2004年10月5日〕。従来は、先輩から後輩へのアドバイスとして作成・伝達されていたが、インターネットの普及に伴い、サイト上で公開され随時アップデートされるものも出てきている。 呼称はそのものズバリの「鬼」「仏」から。 == 鬼仏表の例 == *北海道大学は、同大学公認サークルの北海道大学新聞会が運営するサイトで公開されていた。また、1989年から1993年まで、『GOEMON』(=五右衛門)という鬼仏表が発行されていたが、これは作家の渡辺一史が、在学中にほぼ独力で執筆したもので、1989年4月に大学生協で売り出された創刊号は、行列していた学生によりたちまち売り切れになった〔北海道発:大学編 変わる授業<27> 「鬼仏表」決定版に行列 読売新聞2004年10月8日〕。だが、1991年の第3号では、教官側の批判により、一時生協より店頭に置くのを断られる事態が起こった〔北海道発:大学編 変わる授業<28> 手作りの“シラバス” 読売新聞2004年10月11日〕。1993年の5号で渡辺は『GOEMON』執筆をやめるが、その影響はさだかでないものの、同大学はこの年に学生の授業アンケートの試行に踏み切るに到った〔北海道発:大学編 変わる授業<29> 学生と教官の橋渡し 読売新聞2004年10月13日〕。 *東京理科大学は、東京理科大学新聞会の運営サイトで公開されている〔東京理科大学鬼仏表 〕。 *東京大学教養学部は、学内文芸サークル「時代錯誤社」が学生から集めたアンケートをもとに鬼仏表を作成し、冊子「教員教務逆評定」として年2回発行。時代錯誤社員が駒場キャンパス内で不定期に販売するほか、大学生協の店頭でも販売している〔時代錯誤社 〕。 *大阪大学では、シラバスならぬ『クロバス』が、学内サークルから毎年発売されている。 *この他、多数の大学を対象とした鬼仏表サイト〔鬼仏表 学生による大学の授業評価 表が存在する全国の大学を網羅〕や、ネット上の掲示板形式による鬼仏表も存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鬼仏表」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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