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鬼太鼓座(おんでこざ)は、1971年に結成されたプロの創作和太鼓集団である。結成当初は佐渡を本拠としたが、現在は静岡県富士市を拠点に活動している。 == 概要 == 田耕(でんたがやす)の発案により結成された。佐渡では、現地の郷土芸能「鬼太鼓」を「おんでこ」と呼ぶため、「鬼太鼓座(おんでこざ)」と言う。結成当時、民俗学者の宮本常一、永六輔、横尾忠則らも田耕に協力した。当初は、佐渡に専門的職業人育成を目標とした四年制大学を誘致するための資金調達策の一環として始められた。グループ名にも佐渡の風土を活かしているのはそのためでもある。 田耕が「わらび座」という民族歌劇団に一時期関係していた事もあり、鬼太鼓座の演目は日本古来の民族伝統芸能的傾向が強い。一方、途中から独立した「鼓童」は、鬼太鼓座の大太鼓や屋台囃子などを引き継ぎつつも、より新しい打楽器的要素を強めて行った。 3年に及ぶアメリカ大陸一周マラソンツアー以降、鬼太鼓座はより独創的なパフォーマンスを展開していく。「アジアのオーケストラを作る」という田の発想の元、二胡、洋琴などのゲストを多用する期間が2000年頃まで続いた。 ふんどしで演奏するスタイルは各地の祭り以外本来日本の創作系太鼓演奏にはなく、結成当時の鬼太鼓座が、はじめてサントリーCMに出演する際、当時の座に太鼓指導をしていた福井県あわら市、川崎肇が「はだかで太鼓を打つ」ことを提案。これが元となり、フランス公演の際、西洋の観客にアピールするにはふんどしが良いというフランス人ファッションデザイナー、ピエール・カルダンの「褌はバースデースーツである」というアドバイスから、褌で大太鼓を叩くというスタイルが始まった。また観客を背にして大太鼓を打つスタイルは、俳優ジャン・ギャバンの"背中で演ずる"からヒントを得て、田耕が演出したとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鬼太鼓座」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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