|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 鬼 : [おに] 【名詞】 1. ogre 2. demon 3. it (i.e. in a game of tag) ・ 熊 : [くま] 【名詞】 1. bear (animal)
鬼熊(おにくま)は、木曽谷(長野県)に伝わる妖怪。江戸時代の奇談集『絵本百物語』に記述がある。 == 解説 == 歳を経た熊が妖怪となったもの。人前に姿を現すことは滅多にないが、夜更けに山から人里に現れ、人のように直立歩行し、家畜の牛馬を捕えて山へ持ち帰って食らうという。 力が非常に強く、猿などは掌で押しただけで殺してしまう。また、山中で鬼熊が6、7尺もあろうかという大石を谷底へ落とすのを見た人がおり、その石を人の手で動かそうと試みたところ、10人がかりでも動かなかったという。この石は鬼熊石と呼ばれ、今でも木曽山中にあるといわれる。 鬼熊を仕留めるには、大木を井桁のように組んで、藤蔓を使って巣穴の口をふさぎ、その奥にさまざまな木を突っ込むと、鬼熊は行き場を失って穴の口へ出て来るので、そこを狙って槍で突き、鉄砲で撃ち取るという方法がある。享保年間初期に鬼熊が仕留められたことがあり、その皮を広げたところ、畳6畳分もあったという。 また北海道では、人を襲う羆を鬼熊と呼んで恐れていたという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鬼熊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|