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魔人探偵脳噛ネウロの登場人物(まじんたんてい のうがみネウロのとうじょうじんぶつ)は、松井優征の漫画作品『魔人探偵脳噛ネウロ』および、その派生作品に登場する架空の人物の一覧。 登場人物の内、犯罪行為に深く関わっている者達は魔人探偵脳噛ネウロの犯罪者において別途解説する。 声優の表示はアニメ版 / ドラマCD版の順とする。1人しか記載されていない場合は特記ない限りドラマCD版の声優。 == 桂木弥子魔界探偵事務所 == ; 脳噛 ネウロ(のうがみ ネウロ) : 声 - 子安武人 / 同左 : 本作のキーキャラクター。詳細は脳噛ネウロの項目を参照。 : 『謎』を栄養源とする突然変異種の魔人。魔界の『謎』を喰い尽くし、自らの脳髄の空腹を永遠に満たすことのできる『究極の謎』を求めて地上に降り立った。地上に来てまもなく弥子と出会い、彼女を隠れ蓑に選んで『謎』を探し始める。 ; 桂木 弥子(かつらぎ やこ) : 声 - 植田佳奈 / 同左 : 3月10日生まれ、16歳→19歳。身長159cm→161cm(推定)、体重43kg。座右の銘は「まず白米ありき」。 : 本作のもう一人の主人公兼ヒロイン。基本的に彼女の視点で物語が進む。「桂木弥子魔界探偵事務所」の所長で女子高生探偵。アヤ・エイジアによる殺人事件や電人「HAL」による一連の事件を解決したことで名探偵としてその名を広く知られているが、その実体はネウロの正体を隠すための傀儡であり、実際に事件の真相を解明しているのはネウロである。 : 当初は、ネウロの強要・脅迫に屈し、父を殺した犯人を見つけてくれたことへの恩義もあって、渋々探偵役を引き受け、ネウロに流されるまま行動していた。しかし数々の事件に関わっていくうちに犯人の心理に興味を持ち始め、自身で思索を深めていく中、前向きに彼の協力をするようになる。魔人であるネウロには理解出来ない「人の心」に関与した問題がある際には、彼女がその人間観察力・相互理解力をもって解決に当たる。事件の被害者(時には犯人)に対し、持ち前の優しさと思いやりを持って気遣いの言葉をかけることもある。進化していく彼女の能力をネウロも多少なりと認めており、吾代やアヤなども彼女の持つそのような長所を見抜いている。 : 細身・小柄な体型によらず、超のつく大食いで美食家。わんこそばを一度に300杯食べるなど数々の伝説を残し、時には食べ物以外にまで食欲を示し、思考もしばしば突拍子も無いところから食に繋がる。週刊連載時の登場人物紹介では、食に対するこだわりが垣間見られるような好物が毎週一つずつ紹介されていた。「食」に対する貪欲さはネウロと共通しており、その点では2人の性質は非常に似通っていると言える。母親が壮絶な料理下手であったお陰で、自分でも多少料理が作れる。弥子本人を観察した怪盗X曰く「異常に燃費が悪い」。 : ネウロとは出会って間もない頃から常軌を逸した主従関係が成立しており、2人だけの場面ではネウロの気分次第でSMプレイじみた仕打ちを受けさせられている。乱暴に扱われるのは日常茶飯事であり、「ゾウリムシ」「ナメクジ」などと酷い形容を称されたり、貧乳で寸胴な体型であることをネタにドラム缶と仲間扱いすらされたりと悲惨な待遇を受けているが、本人はネウロの傍若無人な振る舞いに呆れており、諦念の観がある。しかしただ奴隷になる気は無く、あまりに理不尽な要求には反発しあくまで対等でいようとする。父の敵を突き止められただけでなく、自身の視野の広がりや中身の進化のきっかけとなったネウロに対し、感謝と信頼を確かに抱いているようである。物語中盤以降はネウロに協力する事を厭うことは無く、彼の弱体化を気にかけてもいる。 : 笹塚と本城博士の死によって心に大きなショックを受けた際には、「あんたとなんか出会わなければよかった」とネウロに当たり散らして彼に見捨てられてしまい、自身も逃げ出し探偵として再起不能になりかける。しかしアヤや同級生たちの励ましをもらって復活し、ネウロとも和解する。その後の『シックス』との戦いではXIを怪盗Xに引き戻す事に成功する。 : 『シックス』との戦いの後、衰弱極まったネウロが魔界に帰ろうかどうか迷っている時に、「人間の世界は変わらない。変わらない欲望で進化を続けて…未来を作り『謎』を作る」と励まし、人間や彼女の成長に満足したネウロに「留守は任せたぞ、相棒」と初めて対等な存在として扱われた。ネウロが去ってから3年後の世界では、それまでの経験・人脈・名声を利用して、どんな事件も重箱1つで解決する「交渉人」として世界各地で活躍し、「世界一の探偵」と呼ばれるようになっている〔人の心を「探り偵う」として「探偵」の肩書きを使い続けている。〕。 : 『暗殺教室』のキャラクターブック「名簿の時間」によると、「世界一の探偵」になって以後、椚ヶ丘中学校の探偵部に招かれて講演をしたらしい。 ; 吾代 忍(ごだい しのぶ) : 声 - 吉野裕行 / 谷山紀章 : 11月3日生まれ、25歳。身長190cm、体重83kg。得意技は凶器攻撃と求人誌速読。最も多く付けられたアダ名は0~11歳:子猫ちゃん、11~20歳:狂犬、21歳以降:ハイエナ。 : 元々はヤクザ運営の金融会社「早乙女金融」の副社長代理。社長が殺害された事件の解明をネウロ達に依頼し(本人は必要ないといっていたが)、その報酬として事務所そのものを要求され、事件解決直後に追い出された。しかし使える人材としてネウロに目をつけられており、後にコンビニでバイトをしている所を見つかり脅しをかけられた上で協力者にさせられた。雑用を引き受け続けていたのはネウロの力に恐怖してのことだったが、弥子に心境の変化を見抜かれたことから彼女にも脅威を覚え、その「内と外からの監視」により事務所で働く意志を持つようになった。早坂編以降は望月総合信用調査に副社長兼監査役として出向し、実質的な社長として働く一方、未解決の事件などの情報を収集しネウロに提供している。「魔人」という存在を知っているわけではないが、ネウロが人知を超えた存在であることは身をもって体感しており、「化物」と呼んでいる。 : 元チンピラなだけに血の気が多く短気でキレやすいが、義理堅い性格。喧嘩の腕は相当なもので業界の間でも有名。裏の世界にも詳しく早乙女金融で法律などの知識も叩き込まれたため、仕事もそれなりにできる。しかし最終学歴は小卒〔劣悪な環境に生まれて成長したせいもあって、義務教育は6年だと思っている。〕 で、学力の低さをネタによくネウロに虐められている。自ら購入した高級車はHALとの戦いの中でネウロに強奪され大破してしまい、代わりにオンボロの軽トラ(ミゼラブル号)を与えられたが、それも後にシックスとの戦いで大破している。 : 自分と正反対な体質・性分を持つ笹塚とは職業柄犬猿の仲であるが、いざという時は絶妙なコンビネーションを発揮する。しかし、知り合いの情報屋・劉一から笹塚の過去を聞いてからは、彼をいぶかしむようになる。 : 元舎弟であり旧知の友であるチー坊(ヴァイジャヤ)との再会を機に、人間と「新しい血族」の戦いに関わっていくことになり、ネウロの指示のもと、笹塚とのコンビネーションでヴァイジャヤを倒した。その後『シックス』との最終決戦においても彼らに協力している。ネウロが魔界へ帰った後も副社長として働いており、その傍ら弥子と事件の仲介役も務めている。 : * アニメでは初めから雑用として働いており、早乙女金融の副社長代理だったのは4ヶ月前までという設定に変更された。また望月・早坂兄弟が登場しないため、調査会社に出向せず、雑用として事務所に常駐している。そのため原作に登場しないエピソードに登場したり、慰安旅行やオズワルドに同行したりと、大幅に出番が増えている。 ; あかねちゃん : 早乙女金融が入る以前からそこにあったと思われる、事務所のコンクリート壁に塗り込められた少女の死体。ネウロの瘴気にあてられて中途半端に生き返り、壁から露出しているおさげだけが動く。直接話す事はできないため、筆談で意思疎通する。おさげを自在に動かし、メールでの依頼人の応対・パソコンを使った情報処理などの業務をそつなくこなす有能秘書である。また頭脳明晰であり、外国からのメールによるインタビューもそつなくこなした。弥子曰く、性格は優しくてキュート。その髪は最高級のキューティクルで、噛み切り美容師・百舌をも魅了させるほど。単行本のキャラ紹介によると、本体は「(かなりの)美少女」とのこと。第18話で弥子が助けた(学校の食堂にいたところを窓から放り出した)カマドウマと友達になったらしく、時々オセロなどで遊んでいる描写が見られる。 : おさげの部分は基本的には壁の本体から離れることが出来ないが、何かしらの物質にくっついてエネルギーを貰い活動できるようにネウロに改造されている。普段は弥子のケータイのストラップとなって移動することが多い。長時間の活動を行う時は、弥子の髪の毛と合体し“弥かねちゃん”となって行動する。 : 彼女の死には何らかの『謎』があるようだが、ネウロはその解決をしなかった。作者曰く、ネウロが帰還するフラグの1つであったため解決させる事はほとんど考えて無かったのこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「魔人探偵脳噛ネウロの登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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