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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 魔 : [ま] 【名詞】 1. demon 2. devil 3. evil spirit evil influence ・ 改 : [かい] (n-suf) revision
魔改造(まかいぞう)は、市販の美少女フィギュア、主にガレージキット (GK) やカプセルトイ・食玩の服を削り取り、裸もしくはそれに近いエロチックな状態に改造すること。基本的には裸に加工されるが、逆に衣服を着せる改造〔『仮面ライダーカブト』の劇中用語を流用し、「プットオン」と呼ぶことがある。尚、反意語の「キャストオフ」も脱衣の別名として流用されることがあるが、こちらは改造に頼らず、元々の製品状態で衣服を脱がすことが可能な場合に使用されるのが主である。〕を施すこともある。 GKフィギュアの歴史の暗部ではあるが、GK業界、フィギュア業界が現在のような発展を遂げた原動力にこれがあったことは否定できないとする意見もある〔。 シンナー等で衣服にあたる部分の塗装を剥がす程度の簡単な改造から、フルスクラッチに近い改造までその手法は多岐にわたる。レジンキャスト製フィギュアにヤスリやパテで改造を施す場合と、PVC製フィギュアから溶剤を使って塗装を剥す場合に大別される。 ==歴史== ===初期の魔改造=== 魔改造の歴史は古く、1980年代に『機動戦士ガンダム』や『うる星やつら』や『ミンキーモモ』といった美少女をモチーフとしたフィギュアが販売されるようになったのと同時期に発生したと考えられる。まず、模型雑誌や『ファンロード』誌上の投稿コーナーで、ガンダムのキャラクターフィギュア(女性キャラばかりではなかった)をベースに他のアニメ作品のキャラに似た衣類への変更などの改造が施される中で、フラウ・ボゥやセイラ・マスを水着姿に改造するという記事が、他のガンプラの改造記事と共に掲載され始めた。やがてフィギュアモデルが増えてゆき、中でも『うる星やつら』のラムなどは元々ビキニ姿であるため、発売の時点で雑誌『宇宙船』別冊の記事において「ヌードのフィギュアが君の手元に」などと書かれていた。その後、小中学生向けのプラモ改造入門書の中には、その改造例として「ビキニにやすりをかけて裸にしちゃおう!」といった記事を載せているものも存在した〔単にやすりをかけるだけではなく、熱したプラ棒を引き伸ばして乳首を作る工程も記事に掲載されていた。〕。 魔改造は綿々とモデラーのリビドーの赴く限り造られてきたが、完全に個人の趣味の範疇にあり、それを公の場で公開・販売すると言った動きは見られなかった〔フィギュアを販売したメーカーや、原型師が改造に不快感を示すことがあるため、一種のマナーとして公の場での公開を控える傾向があった。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「魔改造」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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