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魔神 ぐり子(まがみ ぐりこ、8月30日〔魔神ぐり子「4コマ劇場楽屋裏」(エニックス出版局編『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 第11巻』エニックス、1995年 ISBN 4870258331 115頁)。〕 - )は、日本の漫画家・イラストレーター。宮崎県出身〔『楽屋裏』1巻〕、現在は神奈川県在住〔『楽屋裏』3巻に引っ越す際のエピソードが描かれている。〕。女性。血液型はA型〔『まんがくらぶ』2009年9月号企画ページ「血液型深イイ話」より。〕。代表作は『コミックZERO-SUM』(一迅社)に連載中の『楽屋裏』(現在は『楽屋裏-貧乏暇なし編-』に改題)。線の細い少女漫画チックな絵柄を用いるが、反面作風は女性作家であることを感じさせない、エロネタや下ネタを組み込んだテンションの高さが特徴。いわゆるエニックスお家騒動の移籍組である。 == 経歴・人物等 == 東京都に約2年住んだ後、帰郷。暫くは漫画活動を休業し、故郷の宮崎で父親と共に暮らしていた〔が、利便性などの理由から神奈川県に移住し、愛猫と共に暮らしている〔『楽屋裏』3巻〕。 エニックス(現・スクウェア・エニックス)が開催していた漫画投稿コーナー・ドラゴンクエスト4コマクラブの出身で、4コマクラブへの投稿作品をまとめた『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場番外編4コマクラブ傑作集』6巻(1993年発行)「モンスターの章」48pに、魔神具利娘名義で4コマ漫画が初めて掲載された〔エニックス出版局編『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場番外編4コマクラブ傑作集』6巻、エニックス、1993年11月8日第1刷発行〕。会員番号は0293〔。なお、同じ単行本の61pにおいても投稿作品が掲載されており、この時スライム賞を受賞している〔。続いて『4コマクラブ傑作集』8巻(1994年発行)の「天空の章」において投稿作品が2作掲載され、この時にペンネームを現在の魔神 ぐり子に変更している〔エニックス出版局編『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場番外編4コマクラブ傑作集』8巻、エニックス、1994年8月8日第1刷発行〕。その後、『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』11巻(1995年9月発行)においてデビュー〔。 デビュー後は主に『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』の執筆に参加していたほか、エニックス刊行のゲーム4コマやアンソロジーコミック等にも参加していた。エニックス系刊行物での活動以外では、光文社刊行のゲームアンソロジーコミックのレーベル「4コマギャグバトル」にも執筆していた。 『月刊少年ガンガン』1998年4月号より1999年4月号まで、『わくわくマンガ家への道』を連載。当初はタイトル通り漫画家志望者へのレクチャー漫画であったが、徐々に作者と担当編集者・S村(のちにガンガン編集長となる下村裕一)との毒のある応酬がメインと化し、ついには同誌1999年4月号よりレクチャー部分を省いた完全なエッセイ漫画である『コインランドリー』にリニューアル、同年11月号まで連載された。同作は単行本化されなかったものの、エッセイ漫画家としての才能を認められ、移籍後の『コミックZERO-SUM』2006年2月号より、一迅社の編集者達とのやり取りや、魔神の日常生活を描いた『楽屋裏』の連載を開始する。エニックス時代は、『コインランドリー』の他にも『わくわくぷよぷよダンジョン』を『月刊Gファンタジー』にて1998年10月号より2001年8月号まで連載していたが、いわゆる「エニックスお家騒動」に伴う移籍により連載は中断、未完となっている。 作品は丸ペンを使用しており、カラーの時はGペンも使っている〔。描線は細め。また、エニックス(現・スクウェア・エニックス)系書籍で繋がりのある浅野りん、幸宮チノに画材を貰ったことがある。また、東まゆみと親交がある。 近年は自身の年齢をネタにすることがあるが、以前にも白井寛に「30過ぎの子持ちの女の声」と言われ、ショックを受けたことがある〔魔神ぐり子「4コマ劇場楽屋裏」(エニックス出版局編『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 第14巻』、エニックス、1997年 ISBN 4870259516 41頁)。〕。自画像は少女漫画風の絵が持ち味と言うこともあり、大きな瞳、カールのかかった縦ロールの髪、フリルのついたピンクの衣服と「姫」系に描かれているが、実際は「実物を見たら驚く」「普通の人みたい」とされている。『コインランドリー』や『コミックZERO-SUM』100号(2010年8月号)にて、体重が最高時で72kgあったと明かしていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「魔神ぐり子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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