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(n) rapid promotion =========================== ・ 鰻 : [うなぎ] 【名詞】 1. eel ・ 鰻登り : [うなぎのぼり] (n) rapid promotion ・ 登り : [のぼり] 【名詞】 1. (1) ascent 2. climbing
うなぎのぼり(鰻上り、鰻登り) は、物価や株の相場などが、何かをきっかけに急速に上昇して行く場合等に、その急速さを比喩するのに使用する言葉である。主に、副詞の形で使う。 *正しい使用例)通貨ペンゲーはハイパーインフレに見舞われ、物価は鰻登りに上昇した。 このように、「うなぎのぼり」という言葉は、「上昇する」「上がる」などの動詞を、副詞の形で形容するのに使用される。しかし、何であっても、急速に上昇するものや事態を比喩形容するのに、「うなぎのぼり」が使用される訳ではない。 *誤った使用例)新開発の燃料を使ったロケット XYZ001は、10G の加速度で鰻登りに上昇していった。 こういった物理的な上昇には使用しない。 == 「うなぎのぼり」とは何か == 「うなぎのぼり」という言葉、あるいは慣用句は、ある特定の状況に対してだけ使用される表現だということが分かる。それは、何かを契機に上昇がはじまり、急速に上昇が進むということであるが、この場合、「うなぎのぼりする事態」には、特殊な条件が付いていることが用法から理解される。 「うなぎのぼりする事態」は、まず、上がるか下がるかに、人間が非常に関心を持ち、上がりや下がりに一喜一憂するような事態である。次に、このような事態は、その発生が予めに予期されていることが一般である。また、発生に反復性のある事態について使われる。更に、上昇がはじまっても、実は、何時上昇がやむのか、先行きはどうなるのか、不安定要素が絡み、単純に上昇するのではなく、急速に上がると、少し下がり、再度急速に上昇するというように、上昇・下降に「くねり」が存在するような事態に使われる。また、上昇でも下降でもない、「横這い」状態が存在し得るような事態について使用される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「うなぎのぼり」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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