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鶏肋(けいろく)は、鶏の肋骨のこと。鶏がら。中華料理・ラーメンでは出汁またはスープを作る際の材料とする。 == 故事成語 == 本来はスープなどの材料であるが、一般に骨についている肉は美味いので、昔はしゃぶって食べる事もあった。しかし、肉は僅かしかついていないので、腹は満たされない。このことから「大して役に立たないが、捨てるには惜しいもの」を指して「鶏肋」というようになった。 初出は『後漢書』「楊震伝附楊修伝」や『三国志』魏書「武帝紀」の注に引く『九州春秋』に記録がある曹操(魏の太祖、武帝)の言葉。漢中郡をめぐる劉備(蜀の先主)との攻防戦において持久戦をとる劉備軍に曹操軍が苦戦を強いられた時、曹操が言った「鶏肋」という言葉に対し、側近の楊修が「鶏肋(鶏のあばら骨)は、捨てるには惜しいが、食べても腹の足しになるほどの肉はついてない。すなわち、漢中郡は惜しいが、撤退するつもりだろう」と解釈し、撤退の準備をしたという逸話。 楊修は後に曹操に処刑されるが、この一件との関連性は不明。曹氏の後継者争いで曹植に味方した事が関係すると言われるが、詳細は不明。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鶏肋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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