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鳥居 忠雅(とりい ただまさ、明治37年〈1904年〉12月11日‐昭和45年〈1970年〉5月13日)とは、昭和時代の浮世絵師、日本画家。 == 来歴 == 四代目鳥居清忠の門人。本名は上野克己、忠雅と号す。東京本郷の薬局尾沢蒼生堂の長男として生まれる。大正10年(1921年)より四代目清忠に師事し、鳥居派の芝居絵を学ぶ。昭和18年(1943年)から歌舞伎座などの絵看板や番付を描いており、第二次世界大戦後は主として歌舞伎座、国立劇場、御園座などの絵看板、番付、筋書などを描いた。また渡辺木版美術画舗から新版画の作品を発表している。日本劇画院展にも作品を出品しており、代表作として昭和16年(1941年)の木版画「隈取十八番」、昭和18年の「続隈取十八番」、同年の「歌舞伎隈取図説」があげられる。昭和24年(1949年)には鳥居家の姓を許された。昭和27年(1952年)、木版画集『歌舞伎十八番』全三巻を著す。生来江戸っ子気質で、生涯シャツや洋服は着なかったという。晩年、パリでの展覧会のための作品制作及び著作『かつらの研究』を計画していたが果たせないままとなり、昭和45年5月に国立劇場で上演された宇野信夫作『柳影沢蛍火』での作品が最後となった。昭和45年、心筋梗塞により東京都杉並区の自宅で死去した。享年65。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鳥居忠雅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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