|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 鳥 : [とり] 【名詞】 1. bird 2. fowl 3. poultry ・ 眼 : [め] 【名詞】 1. (1) eye 2. eyeball 3. (2) eyesight 4. (3) look 5. (4) experience 6. (5) viewpoint 7. (6) ordinal number suffix
杢(もく)、杢目(もくめ)またはフィギュア(英語:''figure'' )とは木材の木目・木理のうち、柾目とも板目とも異なって稀に現れる複雑な模様のものを指す。その希少価値・審美的価値から珍重される。原木の中で生ずる局部的なねじれや湾曲のある箇所、または瘤の部分などを切り出した際に現れ、これは木の切り出し方によっても決定的な影響を受ける。 また、「杢」の字は木工の合字であり、和製漢字である。この場合は木工職人、大工を指す。 ==種類と呼び名== ナラなどの虎斑(とらふ)、カエデなどの鳥眼杢(ちょうがんもく、とりめもく)、トチノキやカエデなどの波状杢(はじょうもく)や縮み杢、ケヤキなどの玉杢(たまもく)、ハルニレの葡萄杢などが知られる。地域的・文化的背景やその分野・用途により様々な呼び方があり、その意味する所は往々にして完全には一致しない。ここでは西洋の呼び名と日本での呼び名の対応を大まかに示す。 ;bird's eye :バーズアイ。鳥の目の意。鳥眼杢。日本の木材業者の間では「バーザイ」と訛る場合も。 ;blister :ブリスター。火膨れ、水膨れの意。バーズアイより大きくキルトよりは小さい円形。 ;burl :バール。瘤。 ;curl :カール、縮み。リボンのように捻れたものを特にribbon curl、ねじれ杢、曲り杢などと呼ぶ。 ;dimple :さざ波の意。波状杢。 ;fiddleback :フィドルすなわちヴァイオリンの裏板をさす。カエデ材の縮み杢。ある程度目が細かく均一なもの。 ;flame :フレイム、フレーム。見る位置と光の辺り加減により炎のように揺れる様から。ある程度の目の太さを持ったものを指す。特に太いものをwide flameとも。 ;ghost :ログハウスの外壁や床の暗い色の木の上に連続して現れる明るい部分を指す。幽霊の足跡から。 ;pin stripe :ピンストライプ。かなり細目で直線的な縞模様を指す。日本では縮み杢は「一寸八縮み」(3cmに対して8本の筋)が理想であるとする言い回しがあるが〔デジマート・マガジン 木材 - トーンウッドの知られざる世界 第5回メイプル街道途中下車の巻 、森芳樹〕、その程度から更に細いものまでを含む。 ;quilted :キルト、クゥイルト。大柄の玉杢。 ;silver grain :銀杢。虎斑(とらふ)。ブナ科にみられる。 ;spalted :スパルト、スポルト。虫穴などからバクテリアによる汚れが入った為に暗い縞模様を呈したもの。 ;tiger stripe :タイガー・ストライプ。虎杢(とらもく)、虎目(とらめ)。縞模様全般を意味する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「杢」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|