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鳥類レッドリスト(ちょうるいレッドリスト)は、日本の環境省が公表した鳥類のレッドリストであり、日本国内における鳥類の絶滅危惧の評価である。日本国内の個体群に対しての評価であるので、世界的にみれば普通種に該当する場合がある。 == 概要 == 環境省の鳥類レッドリストは、1991年(平成3年)に『日本の絶滅のおそれのある野生生物-脊椎動物編』として公表されたもの(1991年版)が初めてである。その後、1998年(平成10年)6月12日に、改訂されたレッドリスト(1998年版)が公表された〔環境省報道発表資料 『哺乳類及び鳥類のレッドリストの見直しについて 』、1998年6月12日。〕。1998年版レッドリストを基に、2002年(平成14年)7月に『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物 -レッドデータブック- 2 鳥類』が作成された〔レッドデータブックの作成の際に、(1)「シロハラミズナギドリ」のカテゴリーを絶滅危惧II類から情報不足への変更、(2)「シマクイナ」など3亜種・1地域個体群の学名の変更がなされている。この記事では、便宜的に1998年版としたものは、2002年に作成されたレッドデータブックの内容を用いている。〕。さらに、2006年(平成18年)12月22日に最新のレッドリスト(2006年版)が公表された〔環境省報道発表資料 『鳥類、爬虫類、両生類及びその他無脊椎動物のレッドリストの見直しについて 』、2006年12月22日。〕。 1991年版では132種(亜種を含む、以下同じ)、1998年版では137種、2006年版では143種と掲載種数は増加している。ただし、これには最新の研究の結果により分類が変更されたこと(それまでは別(亜)種と考えられていたものが、同(亜)種である等)や、評価単位が変更されたこと(種単位で評価していた分類群を亜種単位にする等)を含んでいるので、掲載種数の増加が単純に絶滅危惧種の増加とは言えないことに注意する事。 環境省では、鳥類の評価対象種として約700種を選定している〔日本鳥類目録 〕が、これには下記の要件がある〔。 #分類上亜種に細分される場合は原則として亜種を評価の対象とする。 #生涯の大部分を海域で過ごす種であっても、定期的に日本近海に現れる種は対象とする。 #外来生物及び国内他地域から導入された種は対象から除く。 #迷鳥(本来の渡りのコースや分布域から外れて渡来した鳥)は対象から除く。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鳥類レッドリスト (環境省)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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