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鳳バス(おおとりバス)は、沖縄県読谷村が運行するコミュニティバスの愛称である。 == 概要 == 読谷村内で4路線を運行しているコミュニティバスである。沖縄県内では初の、採算性を考慮しない住民サービスとしてのコミュニティバスである。従来の県内でのコミュニティバスは、路線開設前の実証実験的意味合いをもつものとなっており、一定期間経過後は採算がとれそうであれば本格運行として一般路線化され、厳しい状況であればそのまま運行を終了するというものであった〔那覇バスの運行していたコミュニティバス「ECOまーる・いちゃりバス」は、実証実験終了後に6番・那覇おもろまち線として本格運行となったが、同じく那覇バスのコミュニティバス「真和志みぐい」「小禄みぐい」は、利用者数が少なかったためそのまま運行終了となった。〕。鳳バスは、実証実験的な意味合いを全く持たず、公共交通空白地帯における村民の交通手段を確保するという目的のもとで、採算性を考慮せずに運行されている。 読谷村によると、年間利用者数は8万6500人、年間運賃収入は1127万8000円を見込んでいる。年間支出は推計2066万4000円で、年間約1000万円の赤字となるが、村としては住民サービスの向上として村の予算より算出する予定となっていた。しかし、運行開始から2009年12月末までの9ヶ月間での運賃収入が当初計画の約18%程度にとどまっており、赤字額は当初想定の2倍となる年間2000万円となる可能性となった。財政圧迫を理由に廃止を求める声が挙がっているが、運行継続を希望する声もあり、村は運行を継続する予定である。 愛称の「鳳」とは、自然とともに生きる安定した地域づくり実現のため、自然との調和力を未来へ投射し、残波岬を頭として東シナ海に飛びたつ鳳を読谷村の地形から象って地域イメージとしている。 なお、村が運営を行っていることから一般の路線バスとは完全に独立しており、既存の琉球バス交通・沖縄バスの一般路線バスの停留所にも停車するが、一般路線バスとの乗り継ぎを考慮したダイヤとはなっていない。 運行業務は沖縄バスに委託している。読谷村在住の運転手が起用されている。 2010年5月には読谷村コミュニティバスの応援キャラクターとして、同村在住のオペラ歌手・演出家である大崎雅氏が演ずる覆面歌手「鳳バス」が村より使用承認された。「鳳バス」という名前は乗り物の「バス」と、音域の声部である「バス」をかけており、沖縄プロレス「MWF世界タッグ選手権」の前座演奏でデビューした。その後も、読谷村コミュニティバスの周知・宣伝・啓蒙を呼びかけるため、沖縄県内外のイベントなどに出演している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鳳バス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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