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鴻池運輸株式会社(こうのいけうんゆ、)は、大阪市中央区に本社を置く、港湾運送業、倉庫業、製造請負業などを行う企業。 == 概要 == 創業は1880年に遡る老舗物流企業で、元々は鴻池組の一部だったが、その物流部門を切り出して1945年に設立された。新日鐵住金と近しく、その物流業務のみならず工場内作業の請負等、広く業務全般について請け負っている。 近年は冷蔵・冷凍倉庫等の定温倉庫を中核とした食品物流事業を積極的に拡大しており、2015年9月に静岡県駿東郡長泉町にてイオングループの食料品を取り扱う長泉流通センターを開設〔鴻池運輸/60億円投じ、静岡県でイオングループ向け物流センター稼働 『LNEWS』2015年09月17日付。〕、2015年秋を目標に岡山市で主に食料品・生活関連用品を取り扱う岡山早島配送センターの開設を予定する〔鴻池運輸/岡山市内に大型物流拠点、今秋開設 『LNEWS』2015年06月11日付。〕など、国内における積極的な事業展開を行っている。 また、元来港湾物流に強みを持っていたことから、現地法人の設立やM&A等を通じて海外展開にも注力しており、1985年に進出したアメリカ合衆国においては、ロサンゼルス地区の港湾における冷凍・冷蔵倉庫の保管能力の60%近くを保有し〔鴻池運輸/米国で冷凍・冷蔵倉庫を20億円で買収 『LNEWS』2011年08月17日付。〕、同年に進出した中国においても自社定温物流センターを建設するなど〔鴻池運輸/中国・江蘇省で最新の定温物流センター稼働 『LNEWS』2014年12月04日付。〕、両国における日系物流企業として一定の地歩を築いている。 さらに、近年は東南アジア市場や南アジア市場の開拓に乗り出しており、2009年に日系の物流企業としては初めてバングラデシュに進出〔鴻池運輸/バングラデシュに現地法人設立 『LNEWS』2009年11月16日付。〕、2012年にインド現地法人〔鴻池運輸/インドに現地法人設立 『LNEWS』2012年03月28日付。〕及びカンボジア駐在員事務所を設立〔鴻池運輸/カンボジアに駐在員事務所を開設 『LNEWS』2012年12月25日付。〕、2014年にはベトナムにて現地物流企業を買収〔鴻池運輸/ベトナムの冷凍冷蔵倉庫会社、全株式取得 『LNEWS』2014年04月15日付。〕、さらに日系物流企業がほとんど進出していなかったミャンマーでも2014年に現地法人を設立する〔鴻池運輸、ミャンマーで物流 13年中に現地法人 『日本経済新聞電子版』2013年1月3日付。〕〔鴻池運輸がヤンゴンに現地法人設立 『ミャンマーニュース』2014年2月2日付。〕など、国内やアメリカで培った定温物流のノウハウを武器に、東南アジア全域をカバーする物流網の構築に取り組んでいる〔鴻池運輸「定温」で食文化に変革 メコン川流域の物流網拡大 『SankeiBiz』2013年2月28日付。〕〔鴻池運輸、メコン諸国で冷凍・冷蔵輸送 『日本経済新聞電子版』2014年7月12日付。〕。 加えて、インドではメディアスホールディングスと合弁で医療材料データベースの構築と配信及びそれに関連する物流ネットワークの構築等を目的とする現地法人を設立したり〔鴻池運輸、インドで医療関連の合弁 『日本経済新聞電子版』2013年8月30日付。〕〔鴻池運輸/インドに医療分野の合弁会社設立 『LNEWS』2013年08月30日付。〕、メキシコではエンジニアリング事業を展開する現地法人を設立し自動車部品メーカーの生産設備設置支援、輸送請負等を行う〔鴻池運輸がメキシコ進出 車部品の設備設置支援 『日本経済新聞電子版』2014年3月13日付。〕等、異業種に跨る分野への進出にも取り組んでいる。 なお、近年の物流業界における人手不足や労働負荷軽減の潮流を受けて、長距離のトラック輸送を複数のドライバーで行うための中継拠点を設けたり〔鴻池運輸、長距離輸送で静岡に中継拠点 運転手の負担軽減 『日本経済新聞電子版』2014年9月2日付。〕、グランフロント大阪のナレッジ・キャピタルにて、自社の開発したロボットアームの常設展示ブースを設けるなど〔鴻池運輸/グランフロント大阪に出展 『LNEWS』2013年04月26日付。〕〔鴻池運輸/展示のロボットアームをリニューアル 『LNEWS』2015年05月29日付。〕、先進的な取組みも行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鴻池運輸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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