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鵜殿のヨシ原(うどののよしはら)とは、大阪府高槻市鵜殿から上牧に広がる淀川右岸河川敷のヨシ原(ヨシの群生地)のこと。大阪みどりの百選、関西自然に親しむ風景100選にも選定されている。 == 概要 == 鵜殿のヨシ原は、宇治川・桂川・木津川が合流し、淀川となる合流地点から5kmほど下った淀川右岸にある、広さ約75ha、長さ2.5kmと、淀川流域でも最大のヨシの群生地であり、野鳥や動植物の貴重な生息地ともなっている。 昔から多くの歌人に詠まれていて、紀貫之の『土佐日記』にも記述があり、谷崎潤一郎の『蘆刈』の舞台が鵜殿のヨシ原とも言われている。 この鵜殿に生えるヨシは、高さが3mほどの大形のヨシで太く弾力性があり、古くから雅楽の篳篥(ひちりき)の蘆舌(西洋管楽器のリード部分に相当)として使用されており、1945年(昭和20年)頃までは、毎年100本ずつ宮内庁に献上されていた。今でも宮内庁楽部で使われている蘆舌は、すべて鵜殿産のヨシで作られている。顕微鏡で観察すると鵜殿のヨシは他の物より繊維の密度が高いため音色が独特である〔高速道路建設で淀川・鵜殿のヨシ原がピンチ :スーパーニュースアンカー(2013年2月5日)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鵜殿のヨシ原」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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