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『鶴姫伝奇 -興亡瀬戸内水軍-』(つるひめでんき こうぼうせとうちすいぐん)は、1993年12月28日に日本テレビ系列で放映された日本テレビ年末時代劇スペシャル第9作である。 == 概略 == 事実上のシリーズ最終作であり、シリーズ唯一の年末三が日以外での放送となった(それまで年末時代劇スペシャルが放送された大晦日は『スーパー電波バザール 年越しジャンボ同窓会』を放送)。 本作の主人公は、16世紀日本のジャンヌ・ダルクとも言われる瀬戸内のヒロイン鶴姫である。シリーズ史上、初めて女性が主役となった。NHK大河ドラマ『太平記』(1991年)では男装し甲冑に身を包んで北畠顕家を凛々しく演じた後藤久美子が起用され、雰囲気十分に鶴姫役を演じた。前作『風林火山』に引き続き、戦国時代中期がドラマの舞台である。放送時間が大幅に短縮され、2部構成から1部一括放送の構成に変更された。 同シリーズもおいて前作まで主演を多く演じた里見浩太朗は登場しないが、主題歌も定番の堀内孝雄に再び戻り、配役も鶴姫の父に森繁久彌の他、西郷輝彦や堤大二郎などシリーズ常連の顔ぶれも多い。いっぽう、高島礼子、石橋保など映画界で個性的なキャラクターを見せる俳優たちも出演。ベテランから中堅、若手までを余すところなく起用した。 この作品は、日本テレビ開局40周年記念番組と銘打って制作されており、1994年6月3日、東京プリンスホテルにて発表された様々なジャンルに分けて優秀なTV番組を表彰する『第11回ATP賞'94』にて、ベスト20番組に選抜された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鶴姫伝奇 -興亡瀬戸内水軍-」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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