翻訳と辞書
Words near each other
・ 鶴鳴女子短期大学
・ 鶴鳴女子高等学校
・ 鶴鳴学園
・ 鶴齢
・ 鶴龍コンビ
・ 鶴龍対決
・ 鶵
・ 鶶
・ 鶷
・ 鶸
鶸色
・ 鶹
・ 鶺
・ 鶺鴒
・ 鶺鴒 〜seki-ray〜
・ 鶻
・ 鶼
・ 鶽
・ 鶾
・ 鶿


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

鶸色 : ウィキペディア日本語版
鶸色[ひわいろ]

鶸色(ひわいろ)とは、マヒワの体色を模した明るいがちの黄緑色のこと。
== 概要 ==
鎌倉時代武士礼服に用いた狩衣をまとめた『布衣記』(布衣は狩衣の別名)に、狩衣の色として登場する。
この鶸色のやや緑が強いものを鶸萌黄(ひわもえぎ)といい、江戸時代に刊行された染色指南書の『染物早指南』には「かや こくにつめて 表裏二へんずつ あいけし」と、カリヤスを濃く煮詰めた液でやや濃い黄色に染めた上から、うっすらと藍を重ね染めしていたことがうかがわれる。鶸色もほぼ同じ手法で染めたものと思われる。
池谷信三郎の『橋』には女性の羽織、中里介山の『大菩薩峠』には女性の帯の色として登場するが、江戸時代の流行色で鶸色に茶色がかった鶸茶(ひわちゃ)は、『守貞謾稿』には男性向けの色として紹介されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「鶸色」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.