|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 鷹 : [たか] 【名詞】 1. falcon (Falconidae family) 2. hawk ・ 架 : [か] 【名詞】 1. unit of equipment 2. rack ・ 沼 : [ぬま] 1. (n,n-suf) swamp 2. bog 3. pond 4. lake
鷹架沼(たかほこぬま)は、青森県下北半島の太平洋岸に位置する汽水の沼である〔。最大水深7m。全域が上北郡六ヶ所村にあり、太平洋との接続部にはむつ小川原港が建設されている。 六ヶ所村の小川原湖湖沼群の六つの沼の中で一番大きい。東西に長い形をしており、下北半島を大きく西へ噛みとっている。このため、かつて半島を横断する運河を掘る計画があったこともある(後述)。 古くは漢字表記に揺らぎがあり、高架沼と表記されることもあった。幕末の盛岡藩士 漆戸茂樹の記した『北奥旅程記』には鷹架沼が図示されており、およそヒョウタン型で「長さ三千五百六十間、惣廻八千二百四十間」、奥に室ノ久保村、南岸に鷹架村が書き込まれているのが見える〔南部叢書刊行会編 歴史図書社刊『南部叢書 巻七』昭和46年〕。 ==地誌== 東西約5km、南北約0.5kmと東西に長い〔。尾駮沼、市柳沼などとならび、川が砂州によって堰き止められてできた堰止湖で、西から戸鎖川(後川)が流入し、東はむつ小川原港を経て太平洋に通じる〔〔。 かつては汽水湖で、サケ・マス類やウグイ、シジミ類が主な漁獲物だった〔。明治10年代の鷹架沼の漁獲量の記録によると、主な産品はニシンであり、それ以外にサケ、スズキ、ウナギ等が採れていた〔「六ヶ所村史 中巻」p.483。明治20年ころに編纂された『陸奥国上北郡村史』を引用している。〕。大正年間には、沼の南西岸にある戸鎖集落に佃煮を製造する工場ができ、日持ちしないワカサギ、ゴリ、スジエビ等が佃煮に加工されて出荷されていた〔「六ヶ所村史 中巻」p.483〕。 1966(昭和41)年に農業用水として利用するための淡水化事業が行われ、防潮堤を兼ねた国道338号(鷹架バイパス)の新鷹架橋が設けられ、て海水と切り離された〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鷹架沼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|