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塩野 宜慶(しおの やすよし、1915年(大正4年) - 2011年(平成23年)1月22日 )は日本の法律家。法務事務次官、東京高等検察庁検事長、最高裁判所判事を歴任。塩野季彦の長男。子に最高検検事、福島地検検事正等を務めた健彦(中大法卒)がいる。 == 経歴 == 父季彦の実家、山寺家は旧松代藩士の家系。本籍地の長野県松代町で出生、東京市で育つ。東京府立第一中学校、府立高等学校を経て、1939年(昭和14年)に東京帝国大学法学部を卒業する。高等文官試験司法科(現在の司法試験に相当)に合格し、検察官に任官した。甲府地方検察庁、東京地方検察庁検事正などを歴任後、法務事務次官に就任する。在任中はロッキード事件などがあった。後に東京高等検察庁検事長を務め定年退官。1979年(昭和54年)〜1985年(昭和60年)に最高裁判所判事となり、文書の猥褻性の判断基準を示した「四畳半襖の下張」事件、雇用契約をめぐり企業側の採用の自由に一定の歯止めをかけた大日本印刷採用内定取り消し訴訟などを担当した。 2011年(平成23年)1月22日に95歳の長寿で肺炎により逝去した。〔塩野宜慶氏死去 元最高裁判事 47NEWS、共同通信2011年1月28日〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塩野宜慶」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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