|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 鹿 : [しか] 【名詞】 1. deer ・ 児 : [じ] 1. (n-suf) child ・ 島 : [しま] 【名詞】 1. island ・ 市 : [し] 1. (n-suf) city ・ 交通 : [こうつう] 1. (n,vs) communication 2. transportation 3. traffic 4. intercourse ・ 通 : [つう] 1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. ・ 局 : [きょく, つぼね] 【名詞】 1. court lady 2. lady-in-waiting ・ 形 : [けい, かたち, ぎょう] 1. (suf) shape 2. form 3. type ・ 電車 : [でんしゃ] 【名詞】 1. electric train ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel
鹿児島市交通局800形電車(かごしましこうつうきょく800かたでんしゃ)は1967年に登場した鹿児島市交通局(鹿児島市電)の路面電車車両。 == 概要 == 1960年代後半、鹿児島市交通局はワンマン運転の開始に備え、在籍車両のワンマン化改造の必要に迫られていた。 だが、1963年6月の段階で未だ10両が在籍していた開業以来の木造単車(二軸車)は、同年9月以降大阪市交通局からの200形(元大阪市交901形)6両・210形(元大阪市交801形)4両の譲受で淘汰が完了していたものの、ワンマン運転実施を決定した時点での在籍車には、ワンマン化改造に適さない構造のものや、木造車を鋼体化した老朽車が含まれていた。 このため、鹿児島市交通局はワンマン車として即座に使用可能な車両を他社局からの中古で求めることとし、木造単車の淘汰時と同様、順次路線廃止を進めていた大阪市交通局から2601形32両を、1966年から1969年にかけて4回に分けて譲受、これを自局仕様に改造の上で800形801 - 832として循環線から始められたワンマン運行に使用することとした〔車両研究 加藤幸弘「ナニワ工機で製造された1960年代の路面電車たち」 p.164、ガイドブック p.393、RP319 水元景文「鹿児島市交通局」 pp.102-104〕。 各車の竣工時期は以下の通り。 *1967年6月28日竣工 *801 - 806 *1968年11月竣工 *807 - 817 *1969年5月30日竣工 *819 - 828 *1969年12月20日竣工 *829 - 832 これらはいずれもナニワ工機尼崎工場で改造工事を施工〔ただし、一部については大阪車両工業が下請けで改造工事を実施しており、2622・2707・2710→817・825・826の3両が同社工場で改造されている姿が記録されている。〕〔なにわの市電 p.100〕の上、鹿児島へ輸送されている。 なお、本形式は元々大阪車輌工業で製造されたものであるが、大阪市交通局での廃車時に車籍を抹消されていたため、譲受に当たっては車両設計認可を新規に得て、書類上は竣工日付で改造を担当したナニワ工機が製造したものとして取り扱っている〔アーカイブス12 藤井信夫「各地へ散った元大阪市電譚」pp.121-122、RP509 橋本謙太郎「九州・四国・北海道地方のローカル私鉄 現況8 鹿児島市交通局」p.143〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鹿児島市交通局800形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|