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鹿角四頭(かづのしとう)は、鎌倉時代に地頭として陸奥国鹿角郡に入部した鎌倉武士団庶流の国人衆である。 == 出自 == 奥州合戦(1189年)後、年代は不明であるが鹿角に地頭として、関東武士団の成田氏と一族の奈良・安保・秋元四氏が入部し、以後四氏は郡内郷村に定着する。 鎌倉幕府の御家人達が幕府から個々に所領を与えられたのではなく、成田助綱の鹿角郡地頭補任を端緒として、一族として所領を分譲され、また婚姻関係によって郡内に所領を得たりして、同族意識を強化していった。〔『秋田大百科事典』(秋田魁新報)〕 成田氏は、武蔵国埼西郡(さきい)成田郷を本拠とした崎西郡司の武藤道宗の長子 助高が成田氏を、三子 高長が奈良氏を称した。安保(阿保)氏は武蔵国賀美郡阿保郷を本拠として、この三氏は同族であった。 * 成田氏 - 高市氏、谷内氏、長嶺氏、湯瀬氏、神田氏、毛馬内氏(けまない)、大地氏、荒川氏、高清水氏、関上氏 * 奈良氏 - 大湯氏、小平氏、新斗米氏、瀬田氏、蘆名氏 * 安保(阿保)氏 - 大里氏、花輪氏、柴内氏、中柴内氏、小枝指氏、乳牛氏、長内氏、三ケ田氏、夏井氏、石鳥屋氏、松館氏、尾佐利氏〔尾去(沢)〕、血牛氏、折加内氏(おりかない)〔http://mysteryml.com/hokkaido/chimei/oshima.html〕 秋元氏は下野国宇都宮朝綱の子 泰業が嘉禎年間(1235~38年)上総国周淮郡秋元郷に移住し地名を取って称したのを始まりとした。 * 秋元氏 - 黒土氏、高瀬氏、高屋氏、小坂氏、濁川氏〔旭川 (秋田県)〕、高梨子氏(たかなし) 「鹿角由来記」(『南部叢書』) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鹿角四頭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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