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麓屑面(ろくせつめん)は、地形の崩落や水流による運搬、マスムーブメント、凍結破砕などの諸作用によって大量の岩屑が生産され、堆積することによってできた斜面。流紋岩やチャートのように機械的に風化する過程で細粒径の状態にならない岩種は、生成物の下流への移動が困難となるために、山体近くに堆積しやすくなる。よって、流紋岩やチャートによって形成される斜面に多くみられる。 性質等の違いにより、上部・中部~下部・最下部と分類され、それぞれⅠ面・Ⅱ面・Ⅲ面などといくつかの面に分けられる。 ==上部(Ⅰ面)== 山体に近い、比較的高い場所に位置する。傾斜は13~30°程度で、表面の凹凸は少なく平滑である。平面の形は長舌状かカマボコ状になっている。斜面長の短いものはレモン形状となる場合もある。分布形状は断片的か面的であり、面積は中部~下部・最下部などと比べると小さい。崖錘、沖積錘、土石流扇状地などの地形が単位となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「麓屑面」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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