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痛散湯(つうさんとう)は、再春館製薬所が販売する、一般名としては麻杏薏甘湯加防已(まきょうよくかんとうかぼうい)と称される一般用生薬製剤である。 指定第二類医薬品に区分される。そのため、ラジオCMでは「薬剤師又は登録販売者にご相談の上、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。」のアナウンスが流れる。 痛散湯には2種類の製品があり、煎じタイプ(商品名:痛散湯)と、顆粒タイプ(商品名:再春痛散湯エキス顆粒)がある。1960年に煎じタイプ、1969年に顆粒タイプの製造販売承認を取得している。 == 製品概要 == 痛散湯は、後漢の張仲景が書いた漢方の古典である『金匱要略』(きんきょうようりゃく)に記載されている麻杏薏甘湯を処方の由来としており、これに、痛みの改善を目的として「利水消腫」の効能を持つ防已(ボウイ)が加えられた独自の処方である〔「一般用生薬製剤 麻杏よく甘湯加防已の安全性と有効性 販売用電話コミュニケーションを用いた疫学調査」 PROGRESS IN MEDICINE 基礎・治療 Vol.31 No.6(2011-6)〕〔。 また、漢方医学独自の「気・血・水」の考え方に基づいて開発された製剤で、独自に配合された生薬の相乗効果で痛みを徐々に緩和する。対症療法的に痛みを緩和させる西洋医学とは異なり、「根本治療」考え方に基づき「気・血・水」のバランスの乱れを改善し、痛みが起こりにくい体質へと改善していく医薬品である。〔QLife〕〔Slownet〕。 痛散湯の特徴として、化学原料を一切使用せず生薬のみを原料として製造されている。そのため、身体への作用は穏やかだが、継続することにより慢性的な痛みに効果を発揮する〔痛みの原因と漢方 株式会社再春館製薬所〕。痛散湯を販売している再春館製薬所では、「養生」という考え方がなされているが、これは、身体に本来備わっている自然治癒力を最大限に活かすために、普段から食べ物を工夫したり身体を気遣ったりすることをいう〔養生 株式会社再春館製薬所〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「痛散湯」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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