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黄 禧太(ファン・ヒーテ、、1978年6月12日 -)は、韓国の柔道家。新安郡出身。90kg級の選手。身長175cm〔Hwang Hui-Tae Biography and Olympic Results 〕。2003年の世界柔道選手権大会とグランドスラム・東京2009(この決勝の際に捨身小内刈を行ったことで物議を醸し、2010年から明確に反則技となっている)で金メダルを獲得している。2015年6月に武道特別採用で警察公務員採用試験に合格、採用。〔'경찰 변신' 황희태·정경미·임수정 "운동할 때의 성실함으로" 2015年6月12日 Newsis〕 ==人物== 反則負けが多いことで知られる。2005年世界選手権で泉浩と対戦した際、黄は脇固めから体重を乗せて寝技の腕関節に行く反則技を行い反則負けとなった〔Hee-Tae's illegal waki-gatame 〕。立った状態での脇固め自体は反則ではないが、そのまま体重を乗せて寝技の腕関節に移行するのは腕が折れる危険性が高いため反則技に指定されている〔講道館規定とIJF規定の禁止事項(反則)の比較 〕。 この判定に不満の黄は泉との握手を拒否し、礼をせずに畳を去った。 また、グランドスラム・東京2011の男子100kg級決勝でロシアのタギル・カイブラエフと対戦した際にはスピード、筋力、スタミナ、技のタイミングなど、ほぼ全てにおいてカイブラエフを圧倒し、開始30秒で技あり同3分半で有効を取ってもなお余裕をもってカイブラエフを間断なく攻め立てて防御に徹させ、相手方のノーポイントで指導まで取らせていたが誰もが黄の優勝を確信した残り11秒、組み手争いの最中に肩車を狙ったと思しき形でいきなりカイブラエフの足に手をかけ、黄は反則負けとなった。これは、柔道の本質の一つであるタイミングの妙を無視して力で相手を押し倒す、相撲やレスリング的な立ち技の掛け方が増えてきたことに伴い、きちんと組んで投げて一本を取る柔道本来の姿に戻すべく国際柔道連盟が2009年に導入した組み手のルールでもあった。 柔道家は、特に日本人選手には顕著な傾向であるが「勝って兜の緒を締めよ」的な態度が多い中で、黄は嬉しいことがあると全身で喜び、悲しければしょぼくれる、素直で分かりやすい性格である。試合前の男子重量級の選手は、うつむいて自分の内面に入るなど静かに闘志を燃やす選手が多い中で、選手団と談笑し冗談も飛ばすなどリラックスして過ごすファンの態度は黄の性格をよく表しており、実際に普段からきわめてオープンで気さくである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黄禧太」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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