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黄老思想 : ミニ英和和英辞書
黄老思想[こうろうしそう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [き]
 【名詞】 1. yellow 
: [ろう]
 【名詞】 1. old age 2. age 3. old people 4. the old 5. the aged 
思想 : [しそう]
 【名詞】 1. thought 2. idea 3. ideology 
: [そう]
 【名詞】 1. conception 2. idea 3. thought 

黄老思想 : ウィキペディア日本語版
黄老思想[こうろうしそう]
黄老思想(こうろうしそう)は、中国戦国時代から初にかけて流行した道家の一学派の思想であり、その学問を黄老の学という。黄帝を始祖とし老子を大成者としたのでこの名がある。『黄帝四経』や『老子』がその思想的根拠・教典となる。『史記』では、稷下の学者である慎到田駢・接子・環淵らをその代表人物とする。また『史記』老子韓非子列伝では申不害韓非子を「黄老に本づき刑名をたっとぶ」とあり、法家の刑名思想を黄老に由来すると考えている。そこで黄老刑名の学の名がある。
漢初では曹参・汲黯・田叔といった人物がいる。また景帝の母である竇太后は黄老の書を好んだという。『史記』楽毅列伝に曹参に到るまでの黄老の学の系譜が書かれており、河上丈人→安期生→毛翕公→楽瑕公→楽巨公→蓋公→曹参となっている。このうち、楽巨公と蓋公は実在が確かめられる人物である。
1973年長沙馬王堆漢墓三号墓から出土した『経法』『十六経』『称』『道原』といった帛書は『黄帝四経』と呼ばれ、黄老思想の貴重な研究材料となっている。
category:東洋哲学



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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