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黄金の小屋根(おうごんのこやね、)は、オーストリア共和国チロル州インスブルックの旧市街()にあるランドマークとなる建築物。インスブルック市内で最も著名なシンボルとされる〔Schulte-Peevers 2007, p. 168.〕。1500年に完成したこの屋根は、2,657枚の金箔を貼った銅製のタイルでできており、マクシミリアン1世がビアンカ・マリア・スフォルツァと結婚したことを記念したものである〔〔〔Maier 1998, p. 270.〕。皇帝と皇妃は下の広場で開かれる祭りやトーナメント、その他催しを黄金の小屋根のバルコニーから眺めた〔〔〔。 == 概説 == 黄金の小屋根がある建物は5階建てで、全体的にゴシック様式である。すべての出窓は、レリーフが彫刻されるか壁画によって装飾されている。1階の高欄のうち8つは紋章が刻まれ、6つは広場に面し、マクシミリアンの版図を示すパネルを備える〔〔Parsons 2000, p. 367.〕。上述の紋章はが1500年に描いたフレスコ画であり、神聖ローマ帝国とチロルのを持つ2人の騎士を表す〔。 2階の高欄のうち、8つはレリーフが刻まれ、6つは広場に面し、2つはマクシミリアンの生活と関連付けられるさまざまな絵が描かれたパネルを備える〔〔。2つの中央のレリーフはマクシミリアン1世を示す。うち左の方のレリーフには皇帝と、もう1人の妻であるビアンカがリンゴを持っている姿を左側に、最初の妻であるマリー・ド・ブルゴーニュを右側に描いている〔Bousfield 2001, p. 467.〕。右の方のレリーフには宮廷道化師と宰相を示す〔。隣接するレリーフはムーア人のダンサーによる当時一般的で人気のあった催事であった「アクロバティックでグロテスクな踊り」を表現する。これらの外側のレリーフの中にある踊りはアンダルシア人起源のものである〔。 ロッジアの内側を飾るフレスコ画もイェルグ・ケルダラーによって描かれ、当時の貴族の生活の場面を示している〔。すべての装飾は当時のものを忠実に再現したレプリカである。元のレリーフはフェルディナンデウムの名で知られるに展示されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黄金の小屋根」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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