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(n) millet dumplings =========================== ・ 黍 : [きび] (n) millet ・ 黍団子 : [きびだんご] (n) millet dumplings ・ 団 : [だん] 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe ・ 団子 : [だんご] (n) dumpling (sweet) ・ 子 : [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
黍団子(きびだんご)は、文字通り「黍」(きび)を粉にしてこしらえた団子で、遅くとも15世紀末には用例がある〔〔。桃太郎のおとぎ話では犬・キジ・猿に「きびだんご」を与えてお供を得ることが知られるが、元禄の頃までは「きびだんご」ならず「とう団子」等だったという考察がある。本来、団子や餅になるのが「もち黍」で、菓子の原料にされるのが「うるち黍」である〔西川五郎、大井次三郎 (1965)、平凡社『世界百科事典』5:694 「きび」の項。「岡山名産のキビだんごは、..」〕。 ==歴史== 早期の用例としては、『山科家礼記』には 1488年(長享2年)3月19日に「黍團子」の記述がある〔〔。『日葡辞書』にもキビダンゴは「黍の団子」と定義される〔〔ポルトガル語の原典の記述は"qibidango"(未確認)だが、フランス訳辞書には"Kibidango キビダンゴ boulettes de millet"とある。典拠:〕。 もっとも、上は「黍団子」という呼び名での記述の話であり、昔、麦粉や黍などの雑穀の粉を蒸してついた食物は「餅(べい?)」と称していたという考察が、江戸期の暁鐘成の随筆にある。またこれによれば今の餅は、本来「餐」と呼ばれていたという〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黍団子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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