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ジャガイモ黒あし病(じゃがいもくろあしびょう)は、ジャガイモの病害の一つ。''Pectobacterium''属 (''Erwinia''属)の黒あし病菌によって引き起こされる細菌病である。 == 病徴 == 病原菌は塊茎に伝染し、腐敗を引き起こす。腐敗部分は空気に触れると黒変する。罹病塊茎を植えつけた場合、腐敗の激しいものは不萌芽となるが、腐敗が部分的な場合、健全部からは芽が伸びて萌芽するが、腐敗の進行により、病原菌は着生部より茎に侵入して維管束を冒す。このため罹病茎は生育が遅くなり、病状が進行すると、葉全体に萎凋症状を呈する。この状況になると、外部から容易に判別できるが、すでに茎の基部は黒変腐敗し、茎のかなり上部まで病原菌が侵入して維管束の褐変が起こっている場合が多い。最終的には、維管束内における菌の急激な増殖により1~2日で枯れあがる。ジャガイモの主産地である北海道では、黒あし病の発生は気候が冷涼な6月から7月上旬にかけてが主で、8月に入ってから新たに発病株が見つかることはない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黒あし病」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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