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こくしょくくろむめっき(黒色クロム鍍金、英語:black chrome plating)は、金属の材料の表面に、黒色クロム金属の薄膜を被覆した表面処理、あるいはその方法を指す。「黒クロ®」と呼ばれることもある。日本で開発され、全世界に広まっためっきである。 == 概要 == 電気めっきの一種で、主な薬品である無水クロム酸を化学反応(酸化反応)させて黒色にするめっきである。 通常のシルバークロムめっきと同様に、耐食性、耐摩耗性、耐熱性、外観に優れているが、ムラや傷が目立ちやすく高度な技術が必要である。 膜厚を0.1〜10μmと薄く処理をする方法が一般的である。 アルミニウム製品には、無電解ニッケルめっきの下地を施す必要がある。 プラスティック製品は、高電力に耐えられず溶解や破損してしまうことが多く、取り扱わない会社が多い。 六価クロムを含有しているが、めっき後に三価クロムに変換する洗浄方法が主流となっており、安全性、及びRoSH指令には殆ど影響がない。 低温にて処理を行なうことにより、より濃黒色に、より薄く、より安全性が増すことになる。 近年、三価黒色クロムめっきも出始めているが、銀色と黒色の中間色で、濃黒色にならないことから苦情やトラブルが多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黒色クロムめっき」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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