|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 黒 : [くろ] 【名詞】 1. (1) black 2. (2) dark ・ 崎 : [みさき] (n) cape (on coast)
黒崎そごう(くろさきそごう)は、1979年から2000年まで福岡県北九州市八幡西区のJR黒崎駅前に存在していた百貨店、および同店舗を所有、運営していたそごうの関連会社の名称である。かつて同店舗があった建物には、近隣で営業していた地元百貨店井筒屋が店舗移転の形で入居、現在に至っている。 == 概要 == 1979年10月6日にそごう10番目の店舗として開店。広告に、当時流行していたアニメ「宇宙戦艦ヤマト」をモチーフにした「まるで宇宙戦艦!」というキャッチフレーズを使用するなど、宣伝・広報活動に力を入れていた。 川の流れるレストラン街が初めて設置されたそごう店舗である。当店の開店でそごうは北海道、本州、四国、九州4島全てへの出店を達成した初の百貨店となった。 黒崎そごうビルの正式名称はメイト黒崎(ショッピングセンターメイト黒崎)で、開業当時は黒崎そごう、メイト専門店街、ジャスコ黒崎店(のち黒崎フォーラス〔運営会社は福岡ジャスコ(ジャスコ黒崎店時代)→ジャスコ(黒崎フォーラス時代)であった。〕に業態転換)が入居していた。黒崎そごう閉鎖数年前に黒崎フォーラスが撤退し、その後ビル名称と同名の管理会社「株式会社メイト黒崎」が黒崎フォーラスを引き継ぐ形でファッション専門店街「メイトエンポリアム」を出店した。同専門店街は後に隣接するメイト専門店街に統合されており、現在は食品スーパー「レッドキャベツ」、家電量販店「ベスト電器」など、複数の店舗が出店している。 末期には店舗の「SOGO」ロゴの下に、当時同ビルに入居していたアミューズメント「SEGA」のロゴが入っていた(セガワールド黒崎、現在は撤退)。 倒産に伴い閉鎖された店舗の中では、唯一「黒字経営」であったが、建物老朽化などの影響で将来的に赤字経営になることが予想されるとの見解から閉鎖対象に含まれ、小倉そごうと同じ2000年12月25日(クリスマスの日)に閉店した。北九州の副都心である黒崎の中心地(JR黒崎駅から至近距離)にある巨大ビル(の一部)が閉鎖されたまま、という状態によるイメージダウンを懸念していた地元の強い要望もあり、黒崎そごう跡には長崎屋黒崎店(2002年2月11日閉店)正面にあった井筒屋黒崎店が2001年10月に移転、開業した〔同様にJR小倉駅前に立地していた旧小倉そごう(セントシティ北九州ビル)も、紆余曲折を経て井筒屋グループの百貨店コレットとして再生しており、北九州市にあった2つの旧そごう店舗(黒崎、小倉)には、現在両方とも井筒屋グループが経営する百貨店が入居、という形になっている。〕。 現在の黒崎井筒屋が移転・開店する前に、建物そのものの大規模な改築・補強は行われておらず、建物自体はほぼそのまま流用された。(看板の差し替え、塗装などの最低限の工事は行われている)。なお、そごう開店記念当時に制作された光の樹、節理の滝は井筒屋黒崎店移転後廃止された、2005年と2007年に再度リニューアルが行われており、その際唯一現存していた食品売場の「ちきり模様」の床などそごう時代を思わせるものは撤去されている。 7階レストランフロアには、「河口屋(うどん・和食店)」のように、そごう時代から継続出店している飲食系テナントが今も存在する。 現在、そごう時代に屋上大スカイパークがあった屋上は閉鎖され、中に入ることはできない(レストラン側階段は柵が張っており、ペットショップ側はシャッターが閉められている)。但し、夏期に限り「屋上ビアガーデン」としてオープンする〔黒崎井筒屋 屋上ビアガーデンオープン! - 井筒屋黒崎店 2014年6月9日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黒崎そごう」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|