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黒川金山(くろかわきんざん)は、山梨県甲州市塩山上萩原に位置する遺跡。戦国時代から江戸時代前期まで鉱山として栄えた。 戦国期に甲斐国内統一を達成して領国拡大を行い、甲州金を流通させた武田氏の経営した金山と考えられてきたが、近年は直接経営は行われていなかったと推測されている。 == 黒川金山の立地と周辺鉱山 == 所在する甲州市塩山上萩原は山梨県東北部に位置する。一帯は鶏冠山(黒川山)を迂回して武蔵国へと至る青梅街道に面する。多摩川上流の黒川渓谷沿い、大菩薩嶺の北に所在する標高1,350 - 1,400mの鶏冠山(黒川山)山腹に立地する。 鉱物資源の豊富であった甲斐国(山梨県)や武田領国となった信濃・駿河においては、戦国時代に開発された金山が数多く分布する〔萩原(2007)、p.446〕。甲斐国内では黒川金山のほか、武田一族の穴山氏が領した甲斐南部の河内地方では富士川流域の湯之奥金山(山梨県南巨摩郡身延町)や早川流域の黒桂金山・保金などが分布している〔萩原(2007)、p.446〕。黒川金山の所在する鶏冠山一帯は郡内地方へも近く、周辺には竜喰金山(りゅうばみきんざん)、牛王院平金山(ごおういんだいらいきんざん)、丹波山舟越金山、金山金山(かなやまきんざん)などが分布する〔萩原(2007)、p.446〕。 黒川金山は湯之奥金山とともに特に戦国期に開発された甲州金山の代表格として知られ、現在でも寺屋敷や女郎ゴーなど金山の存在を示す地名が残る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黒川金山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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