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黒明 良光（くろみょう よしみつ、1947年11月15日〔蛭子能収『競艇入門』、ポケットブック社、1992年11月、P161。〕〔 - ）は、岡山県倉敷市出身〔の元ボートレーサー。 登録番号2090。22期〔木村1992、85頁。〕。 == 来歴 == 1947年11月15日、岡山県倉敷市に生まれる〔木村1992、78頁。〕。3歳の時に父親が死亡。母親は鹿児島県の実家に戻り、家業の運送店を切り盛りした〔木村1992、78-79頁。〕。黒明によるとトラック運転手から「ケンカやる時は命がけ」と教わりながら育ち、中学・高校時代は番長であったという〔木村1992、79-80頁。〕。中学卒業後、岡山県立児島高等学校に進学。競艇選手志望の同級生の影響と、賞金を稼いで母親に楽をさせたいという思いから競艇選手を志すようになり、高校卒業後、養成所の試験に合格〔木村1992、80頁。〕。 5か月の養成期間を経て〔木村1992、80頁。〕1966年10月に選手登録。翌11月に児島競艇場でデビューし、デビュー1節目で初勝利を挙げた〔木村1992、80-81頁。〕。しかしデビューから3年ほどは「C級とB級の間を行ったり来たり」〔木村1992、82頁。〕の選手で、何度も引退を考えたという〔木村1992、77頁。〕。4年目に、それまで持っていたアウトコースからの弾丸スタートへの拘りを捨て、無事故でのレースを心掛けるようになってから10連勝や完全優勝を遂げるなど成績が上昇し、A級に昇級した〔木村1992、82-83頁。〕。 しかし黒明によると34、5歳までは「地方区の選手」〔で、地区レベルの記念レースでは通用しても全国レベルの記念では通用せず〔木村1992、83頁。〕、「プロ野球でいうならブルペンピッチャー」であったという〔。転機が訪れたのは36、7歳の頃で、今村豊の影響を受けておよそ2年の間全速ターンの練習を積んだ結果、SGに勝てるという感触をつかむことができるようになり、1985年に第20回鳳凰賞を勝ってSG初優勝を果たした〔木村1992、83-85頁。〕。黒明は自身を「典型的なカメ型の選手」と評している〔。 2001年6月より2005年3月まで（社）日本モーターボート選手会会長を務める。 2005年4月6日付けで引退を表明。 2007年（平成19年）、ボートレースの殿堂入りを果たした。〔ボートレース大村 六十周年記念 〕 現在は児島競艇オフィシャルアドバイザーの肩書で、解説者として活躍中。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「黒明良光」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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