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黒猫中隊(くろねこちゅうたい、こくびょうちゅうたい、、、)は、台湾空軍に1961年から1974年まで存在した第8航空大隊第35中隊の通称である。通常は、空軍気象偵察研究班( / )の名で任務を行なった。 桃園飛行場を基地に、26名の台湾空軍パイロットがアメリカ合衆国でU-2偵察機の訓練を受け、102回(122回説もある〔宗像一郎「知られざる台湾空軍のU-2飛行隊 第35"黒猫"中隊活動小史」『航空ファン』691号 文林堂 2010年5月〕、)の中華人民共和国領空での監視飛行を含む、約220回の任務に従事した〔華夏經緯網,《美國刺探中國核計劃 》〕。 名称は、隊員の1人であった陳懷生少校〔「校」は日本語の「佐」にあたり、ここでは「少佐」に当たる。以下、台湾国軍での表記に従う。〕(zh、本名:懷生、戦死後上校に昇進)が、同じく台湾を基地に活動していたCIAのU-2飛行隊「黒蝙蝠中隊」(en)のエンブレムを基に、U-2偵察機の機体と偵察という任務特性から描いた、金色の目をした黒猫をあしらったエンブレムに因む。 == 背景 == 1950年代、毛沢東が「パンツを穿かなくても核兵器を持つ」と宣言するなど、東アジアでの冷戦は熾烈なものとなりつつあった。アメリカ政府は、フィリピンや沖縄、日本にアメリカ軍の基地を設置し、中国を初めとするソ連、北朝鮮といった東側諸国の動向に備えた。一方で、蒋介石率いる台湾の国民党政府に経済的・軍事的供与を与え、アメリカの同盟国とする上に、中国に対する情報収集の拠点とすることを画策した。当時、偵察衛星による偵察技術は未熟で、中国奥地の明確な情報を得るためには、U-2などの高高度偵察機による偵察飛行以外の方法は無かった。 1952年、アメリカ中央情報局(CIA)は活動拠点として、台湾に西方公司というダミー企業を設置。台湾国民党政府との交渉を開始した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黒猫中隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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