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黒田古墳(くろだこふん)は、京都府南丹市園部町黒田・船阪にある前方後円墳。地名を冠して「園部黒田古墳」とも。京都府指定史跡に指定されている。 == 概要 == 園部盆地西部、市街地から北西に2キロメートルの丘陵上に位置する古墳である。南丹波の古墳では垣内古墳(南丹市園部町内林町)や中畷古墳(南丹市園部町上木崎町)が知られるが、本古墳はそれらに先行する古墳時代出現期の古墳で、南丹波最古の首長墓に位置づけられる。 本古墳は、1990年(平成2年)の工業団地造成に伴い旧園部町教育委員会により発掘調査が実施された。調査により判明した墳丘長は52メートルで、後円部は楕円形、また前方部はバチ状に開くという出現期に特徴的な形をなす。これらの墳丘のうち、下半分は地山の削り出しから、上半分は盛り土から構築されている。葺石・埴輪は検出されておらず、それらの外部施設は有さなかったとされる。 埋葬施設は2基からなり、第一主体部からは多数の副葬品が発見された。それらの中でも特に、銅鏡は中国製の双頭龍文鏡であり、製作年代は2世紀(後漢中期)に位置づけられる。初期作例の鏡の出土は少ないため、鏡研究上において貴重な資料とされる。 1998年(平成10年)に古墳域は京都府指定史跡に、出土品は京都府指定有形文化財に指定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黒田古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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