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黒笑小説 : ミニ英和和英辞書
黒笑小説[こくしょうしょうせつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くろ]
 【名詞】 1. (1) black 2. (2) dark 
小説 : [しょうせつ]
 【名詞】 1. novel 2. story 
: [せつ]
  1. (n,n-suf) theory 

黒笑小説 : ウィキペディア日本語版
黒笑小説[こくしょうしょうせつ]

黒笑小説』(こくしょうしょうせつ)は、東野圭吾ユーモア短編小説集。2005年4月26日に集英社より単行本が発行され、2008年集英社文庫版が発行された。『○笑小説』シリーズの3作目。文庫版は、単行本とは収録順序が変わっていて、奥田英朗の解説が収録されている。
== 収録作品・初出一覧 ==
いずれも『小説すばる』に掲載された。※単行本の収録順
:(括弧内は掲載号)
;もうひとつの助走
:(1999年7月号)
:小説家、寒川心五郎の受賞を待つべく、店へ集まった各出版社の編集者達。寒川は消極的なことを言いながらも賞が欲しくてたまらない。編集者達は信じているというが、内心「無理だな」とつぶやく。そんな時に電話が鳴った。
;巨乳妄想症候群
:(2003年11月号)
:巨乳妄想症候群に陥ってしまった私。友人の精神科医タムラに見てもらうが、治らず、症状は別の方向に出てしまう。
;インポグラ
:(2004年1月号)
:飲むとインポテツになる薬「インポグラ」が発明された。売れ行きは向上だったが、ある時から全く売れなくなってしまった。
;みえすぎ
:(2000年3月号、「見える」を改題)
:突然、空気中の見えないチリやホコリが見えるようになってしまった俺。当初は驚いていたが、慣れると案外面白くなくなってきた。
;モテモテ・スプレー
:(2004年8月号)
:女にもてないタカシは、なんとかもてたいと、もてる薬を手に入れる。しかし、タカシの「もてない度」は強力だった。
;線香花火
:(1999年9月号)
:新人賞に応募し、見事受賞した新人作家、熱海圭介。受賞したことで有頂天になる熱海だったが、勤務先の上司の反応は変わらず、取引先からも馬鹿にされる。
;過去の人
:(2005年4月号)
:作家が集まるパーティに招待された熱海圭介。熱海は受賞に誇りを持ち、目立とうと頑張った。
;シンデレラ白夜行
:(2004年4月号)
:今日もシンデレラは、継母や姉達にいじめられていた。
;ストーカー入門
:(1999年11月号)
:華子にふられた僕は、しぶしぶとストーカーをやらされる。
;臨界家族
:(2000年1月号)
:アニメキャラクターのおもちゃに、まんまと引っかかる人たち。川島哲也も娘の優美から、買って買ってと急かされていた。
;笑わない男
:(2000年5月号)
:お笑いコンビの拓也と慎吾は、全く笑わないホテルのボーイを笑わせようと悪戦苦闘する。
;奇跡の一枚
:(2001年5月号)
:それほど綺麗ではない顔立ちの大学生の遥香は、ある日、自分とは思えないほど綺麗な自分の写真を手に入れる。
;選考会
:(2004年12月号)
:第1回灸英社推理小説新人賞の選考会をすることになった作家の寒川心五郎は、同様に選ばれた作家の友引三郎と轟木花子とともに選考を始める。選考委員に選ばれたことに酔いしれる寒川だったが、出版社には目論見があった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「黒笑小説」の詳細全文を読む




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