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『黙示録3174年』(もくしろくさんぜんひゃくななじゅうよねん)は、ウォルター・ミラー・ジュニアのSF小説である。1959年作・刊(1960年刊とも)。1961年ヒューゴー賞受賞作。 ファンタジイ・アンド・サイエンス・フィクション誌に発表された連作短編を長編化したもので、全3部の連作中編とも取れる形式である。ミラーの存命中に発表された唯一の長編でもある。 ==内容== 冷戦時代初期の小説で、全面核戦争による文明崩壊後の世界を描いており、終末もののサブジャンルのアフターホロコーストものに分類される。長い年月をかけて再興した文明が再び核戦争を起こすという循環史観・運命論を扱っており、いくばくかの希望はあるものの全体としては諦観的である。 ミラーがアメリカでは少数派のカトリック教徒であることを反映し、カトリック教会が物語の中心にある。世俗の権力や価値観との対立が1つのテーマとなっていて、対比のためか、教会は理想化され、世俗的な堕落とは無縁のものとして描かれている。また、当時の核戦争に関する世相が反映されている。 カトリックの描写に絡んで、ラテン語の句が頻出する。邦訳ではラテン語の句は日本語で(ただし片仮名で)書かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黙示録3174年」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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