|
(n,vs) silent prayer =========================== ・ 黙 : [しじま] 1. (adj-na,n) silence 2. stillness 3. quietness ・ 黙祷 : [もくとう] (n,vs) silent prayer
黙祷(もくとう、黙禱、)とは、声を立てずに祈りをささげること。合掌や目をつぶる、軽く頭を下げる行為を伴うこともある。 ==概要== 黙祷は、何がしかに声を立てずに祈る行為で、心の中で対象に語り掛けることや、内証(自分の気持ちをみつめ考え整理すること)が行われる。日本では弔意(すでに亡くなった人に祈る気持ち)を表す際にも行われ、終戦の日などに戦死・戦没者への慰霊の意味から黙祷を行う行事も見られる。 黙って行うために極めて個人的な行為ではあるが、こういった各々の個人的な気持ちは心の中にしまわれるため、黙祷の際に誰が何を思っているかは、語られない部分である。墓参りでは故人に対して日々の暮らしの報告をしたりするし、その故人がなくなって日が浅い時には、自分の寂しい気持ちを心の中で述べたりもする。慰霊碑などに対しては故人が何の懸念も無く休めるようにと祈り、いわゆる神に対しては自分のかなえて欲しい願いを述べたり、日々満足していることを述べたりと、宗教の様式や祈る人の価値観にもよって様々である。 なお黙祷では、一種の礼(敬礼)的な側面もあり、また特定宗教に限定されず、所定の宗教における儀式的な意味合いもなく、ただ対象に対して礼をすることとも解される。このため特定の宗教・宗派に依存しない儀式の際には、各々の信じる宗教や宗派に関係なく祈るという様式において用いられる。 大抵は数秒から1分程度の短い間で済ませられる行動であるが、その限られた短い時間の中で、人は様々な思いを心に抱くのである。心に目を向け外部をいったん切り離すという意味で、目をつぶる場合もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黙祷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|