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鼠小僧速花あらし : ミニ英和和英辞書
鼠小僧速花あらし[ねずみこぞう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ねずみ]
 【名詞】 1. (1) mouse 2. rat 3. (2) dark gray 4. dark grey 5. slate (color, colour) 
小僧 : [こぞう]
 【名詞】 1. (1) youngster 2. (2) young Buddhist priest 
: [そう]
 【名詞】 1. monk 2. priest 
: [はな]
 【名詞】 1. flower 2. petal 

鼠小僧速花あらし ( リダイレクト:御誂次郎吉格子 ) : ウィキペディア日本語版
御誂次郎吉格子[おあつらえじろきちこうし]

御誂次郎吉格子』(おあつらえじろきちこうし)は、1931年(昭和6年)製作・公開、伊藤大輔監督による日本のサイレント映画時代劇の長篇劇映画である〔御誂次郎吉格子、日本映画データベース、2010年2月24日閲覧。〕。オリジナル尺は全9巻〔。現存するフィルムプリントに記載されたタイトルは『鼠小僧速花あらし』(ねずみこぞうなにわあらし)である〔生誕110周年 スターと監督 大河内傳次郎と伊藤大輔 御誂次郎吉格子 東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年2月24日閲覧。〕。
== 略歴・概要 ==
吉川英治の小説『治郎吉格子』を原作に、当時満33歳の伊藤大輔が脚色して監督、唐沢弘光が撮影技師、大河内傳次郎が主演する日活の正月映画として、日活太秦撮影所が製作、日活が配給して1931年(昭和6年)12月31日に公開された〔。
大河内にとっては同年6月封切の『鼠小僧旅枕』(監督伊藤大輔、撮影唐沢弘光)についで2度目の鼠小僧次郎吉役である〔。2年後には山中貞雄監督で『鼠小僧次郎吉』に主演している〔鼠小僧次郎吉 前篇 江戸の巻 、日本映画データベース、2010年2月24日閲覧。〕。1927年(昭和2年)の『忠次旅日記 御用篇』同様、ヴァンプ的な女・おせん(お仙)役を演じた伏見直江、対照的に清純な娘・お喜乃役を演じた伏見信子は姉妹での出演となった〔『銀幕の顔』、清水晶、社会保険研究所、1991年9月 ISBN 4882492113, p.37.〕。おせんの兄・仁吉を演じたのちの喜劇俳優・高勢実乗は、1928年(昭和3年)の衣笠貞之助監督の『十字路』 同様、十手を持つことにこだわる陰険な悪役である〔十字路 、日本映画データベース、2010年7月19日閲覧。〕。
1934年(昭和9年)には、同原作を柳川真一が脚色、高田浩吉が主演、大曾根辰夫が監督して『次郎吉格子』のタイトルで松竹下加茂撮影所トーキーでリメイクし〔、第二次世界大戦後の1952年(昭和27年)には、伊藤大輔自身が長谷川一夫を主演に、『治郎吉格子』のタイトルで松竹京都撮影所の製作でセルフリメイクしている〔。
本作の上映用プリントは、現在、東京国立近代美術館フィルムセンターが「79分」(5,334フィート、1,625.8メートル)〔御誂次郎吉格子 79分版 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年2月24日閲覧。〕と「22分」(1,495.11フィート、455.7メートル)〔御誂次郎吉格子 22分版 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年2月24日閲覧。〕の2ヴァージョンを所蔵しており〔所蔵映画フィルム検索システム 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年2月24日閲覧。〕、マツダ映画社も「65分」のヴァージョンを所有している〔主な所蔵リスト 劇映画=邦画篇 マツダ映画社、2010年2月24日閲覧。〕。最長版はフィルムセンター所蔵の「79分」版である。伊藤大輔と大河内伝次郎のコンビによる作品では、フィルム断片ではなく一定の尺をもつ唯一の作品である〔。
日本のビデオグラムメーカーのデジタル・ミームが2008年(平成20年)10月8日に原作の『治郎吉格子』と「治」の文字が同一の『御誂治郎吉格子』のタイトルで「61分」の上映尺のDVDを〔DVDビデオ 、マツダ映画社、2010年2月24日閲覧。〕、ディスクプランが2009年(平成21年)5月28日に『御誂次郎吉格子』のタイトルで「56分」の上映尺のDVDを〔御誂次郎吉格子 、株式会社ディー・エル・イーコミュニケーションズ、2010年2月24日閲覧。〕、それぞれリリースしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「御誂次郎吉格子」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Oatsurae Jirokichi Koshi 」があります。




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