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おむすびころりんは、日本のお伽話の一。「鼠の餠つき」「鼠浄土」「団子浄土」などともいう。 == あらすじ == おじいさんが、いつものように山で木の枝を切っていた。昼になったので、昼食にしようとおじいさんは切り株に腰掛け、おばあさんの握ったおむすびの包みを開いた。すると、おむすびが一つ滑り落ちて、山の斜面を転がり落ちていく。おじいさんが追いかけると、おむすびが木の根元に空いた穴に落ちてしまった。おじいさんが穴を垣間見ると、何やら声が聞こえてくる。おじいさんが他にも何か落としてみようか辺りを見渡していると、誤って穴に落ちてしまう。穴の中にはたくさんの白いねずみがいて、おむすびのお礼にと、大きいつづらと小さいつづらを差し出し、おじいさんに選ばせた。おじいさんは小さいつづらを選んで家に持ち帰った。 家で持ち帰ったつづらを開けてみると、たくさんの財宝が出てきた。これを聞きつけた隣りのおじいさんは、同じようにおむすびを蹴って穴に無理矢理入れた。おじいさんは自分から穴に入っていき、土産をよこせと怒鳴りつけた。ねずみが大きいつづらと小さいつづらを選ばせたが、欲張りなおじいさんは猫の鳴き真似をしてねずみを脅し、両方のつづらを持って帰ろうとした。ところがねずみはおじいさんに噛み付いたので、おじいさんは降参した。 おむすびころりんの話は様々なバリエーションが存在する。中にはねずみが浄土の明かりを消してしまったために、そのままおじいさんの行方が知れなくなった話(このようなバージョンが存在するのは、今日みられる暴力的表現を排斥しようとする運動の影響が強い)やそのままおじいさんがねずみもち(もぐら)となった話などがみられる。 また、ねずみ浄土とおむすびころりんは別々の昔話として区分している書籍もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「おむすびころりん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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