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鼯鼠 ( リダイレクト:ムササビ ) : ウィキペディア日本語版 | ムササビ[ねずみ]
ムササビ(鼯鼠、鼺鼠)は、ネズミ目(齧歯目)リス科リス亜科ムササビ属に属する哺乳類の一種である。ムササビ類の総称でもある。日本では、特にホオジロムササビを指す。 ノブスマ(野臥間、野衾)、バンドリ、オカツギ、ソバオシキ、モマなど多くの異名(地方名)がある〔。 == 形態 == 長い前足と後足との間に飛膜と呼ばれる膜があり、飛膜を広げることでグライダーのように滑空し、樹から樹へと飛び移ることができる。手首には針状軟骨という軟骨があり、普段は折りたたまれているこの軟骨を、滑空時に外側に張り出すことで、飛膜の面積を増やすことができる〔。長いふさふさとした尾は滑空時には舵の役割を果たす。頭胴長27-49cm、尾長28-41cm、体重700-1500gと、近縁のモモンガ類に比べて大柄である(ホンドモモンガは頭胴長14-20cm、尾長10-14cm、体重150-220g)のみならず、日本に生息するネズミ目としては、在来種内で最大級であり、移入種を含めても、本種を上回るものはヌートリア位しかいない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムササビ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Japanese giant flying squirrel 」があります。
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