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龍影閣 : ミニ英和和英辞書
龍影閣[りょうえいかく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [りゅう]
  1. (oK) (n) (1) dragon 2. (2) promoted rook (shogi)
: [かげ]
 【名詞】 1. shade 2. shadow 3. other side 

龍影閣 : ウィキペディア日本語版
龍影閣[りょうえいかく]

龍影閣(りょうえいかく)は、愛知県名古屋市熱田区熱田神宮境内にある歴史的建築物
== 概要 ==
1878年明治11年)に、総見寺名古屋市中区大須)の境内に建設された博物館(工芸博物館、のち名古屋博物館〔当建物の登録有形文化財としての登録名称は「龍影閣(旧名古屋博物館品評所)」となっているが、この博物館は1878年に「工芸博物館」として開館し、3年後の1881年に名古屋博物館と改称されたものである。以下を参照。
*愛知縣商品陳列館の開館 (名古屋商工会議所)
 
*犬塚康博「一九四五年以前名古屋の博物館発達史ノート」『関西大学博物館紀要』10、関西大学博物館、2004、pp.283 - 284(CiNiiで閲覧可)〕)の施設である品評所として建てられたものである。
博物館の落成記念として開催された〔龍影閣(旧名古屋博物館品評所) (文化財ナビ愛知)〕愛知県博覧会(9月15日から11月3日の50日間)〔荒俣宏監修 名古屋開府400年記念事業実行委員会『尾張名古屋大百科』114頁、ISBN 978-4835617619〕の品評所として使用されたほか、2階は巡幸中に博覧会を視察した明治天皇の便殿としても使用された〔。
その後、1883年(明治16年)に名古屋博物館は改築され愛知県博物館と改称、1910年(明治43年)には付属館が取り壊され愛知県商品陳列館〔明治時代の名古屋「商品陳列館」 (Network2010)〕が新設されたが、品評所は明治天皇の聖蹟として遺され龍影閣と命名された。
それ以後龍影閣は文化事業などの会場として使用されたが、1932年昭和7年)の都市計画により名古屋市西区の庄内公園内に移築された。そこでは青少年育成の修養道場として使用されたものの荒廃がひどく、1946年(昭和21年)には当時の渡辺製菓社長であった野原新太郎が愛知県に陳情し、建物を県より譲受け維持保存に務めた。
熱田神宮所有になったのは1968年(昭和43年)のことで、明治維新100年を記念して野原より寄贈・移築されたものである。
なお、建物は木造2階建の寄棟造で、2階には明治天皇の御座所が保存されている。造形の規範となっているものとして2001年平成13年)4月24日に、国の登録有形文化財に登録されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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