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龍王寺(りゅうおうじ)は、滋賀県蒲生郡竜王町にある天台宗の寺院。山号は雪野山。本尊は薬師瑠璃光如来(薬師如来)。 == 歴史 == 寺伝によれば、和銅3年(710年)元明天皇の勅願で行基により雪野寺(ゆきのでら)として創建されたという。通称を「野寺」という。雪野寺跡からは奈良時代の塑像断片が出土しており、古代からこの地に寺院が存在したことが窺われる。 寺には奈良時代作の「野寺の鐘」と呼ばれる梵鐘(重要文化財)が伝わる。この梵鐘には美女と大蛇の伝説が残されている。火災時に鐘堂から水を噴いたり、旱魃時に雨乞いをすると慈雨に恵まれるなど、霊験あらたかな梵鐘として遠近に名高くなったことから、寛弘4年(1007年)一条天皇が龍寿鐘殿(りゅうじゅしょうでん)の勅額を下賜し「雪野寺」から寺号を「龍王寺」に改めたという。 毎年旧暦8月15日中秋の日に、喘息病をへちまに封じ込める「へちま加持祈祷」が行われる。このことから、「ぜんそく寺」「へちま寺」とも呼ばれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「龍王寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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