|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 龍 : [りゅう] 1. (oK) (n) (1) dragon 2. (2) promoted rook (shogi) ・ 角 : [つの] 【名詞】 1. horn ・ 寺 : [てら] 【名詞】 1. temple ・ 岩 : [いわ] 【名詞】 1. rock 2. crag ・ 岩屋 : [いわや] 【名詞】 1. cavern 2. grotto ・ 古 : [ふる] 【名詞】 1. used 2. secondhand ・ 古墳 : [こふん] 【名詞】 1. ancient (mound) tomb
龍角寺岩屋古墳(りゅうかくじいわやこふん)は、千葉県印旛郡栄町龍角寺にある方墳。114基ある龍角寺古墳群の105号古墳である。龍角寺古墳群・岩屋古墳として国の史跡に指定されている。 == 概要 == 印旛沼北岸の標高約30メートルの台地上に位置する。築造年代は古墳時代終末期の7世紀前半頃〔栗田(2005)p.158、白石(2007)p.178、小沢(2008)p.336〕との説と、7世紀中ごろとの説がある〔大塚(2009)p.39〕。これはこれまで岩屋古墳から検出された出土品が全くなく、主に横穴式石室の構造で築造時期についての論議がなされており、築造時代を推定する材料に欠ける上に、龍角寺古墳群内で岩屋古墳の前に築造されたと考えられる浅間山古墳の造営時期が、7世紀初頭との説と7世紀第二四半期との説があることによる。 墳丘は3段築成で一辺78メートル、高さは13.2メートル、幅3メートルの周溝と周堤が巡っている。同時期の大方墳である春日向山古墳(用明天皇陵)、山田高塚古墳(推古天皇陵)をもしのぐ規模であり、この時期の方墳としては全国最大級の規模であり、古墳時代を通しても5世紀前半に造営されたと考えられる奈良県橿原市の舛山古墳に次ぐ、第二位の規模の方墳である〔白石(2007)p.159〕。 南面には2基の横穴式石室が10メートル間隔で並ぶ。西側石室は奥行4.23メートル、奥壁幅1.68メートル、高さ2.14メートルを測る。東側の石室は西側よりやや大きいが、現在は崩落している。石材は凝灰質砂岩で、この地方で産出される貝の化石を多量に含んだものである。被葬者は不明。1970年(昭和45年)に墳丘と横穴式石室の測量調査が行われている。 画像:Iwaya-kofun-sekihi.jpg|石碑と、古墳南側の東側及び西側石室遠景。東側は崩落によりブルーシートが掛けられている(2008年2月現在) 画像:Iwaya-kofun-nishigawasekishitu-enkei.jpg|西側石室遠景 画像:Iwaya-kofun-nishigawasekishitu-gaikan.jpg|西側石室外観 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「龍角寺岩屋古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|