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龍門 孝幸 (りゅうもん たかゆき、本名:松岡 貴行(まつおか たかゆき)、1953年4月16日 - )は、埼玉県川口市出身で出羽海部屋に所属していた元大相撲力士。得意技は右四つ、寄り、吊り。最高位は西十両筆頭(1977年3月場所)。 == 経歴 == 川口工業高校入学後、野球部に入部し投手を務めプロ野球選手を目指していたが、その体格を見出した近所の鰻屋の主人から出羽海に連絡があり、訪ねてきた出羽海に勧誘されて3ヶ月で高校を中退し、出羽海部屋に入門。1969年7月場所で初土俵を踏んだ。入門後約3年を経た1972年5月場所で幕下に昇進し、その後しばらくは幕下上位から中位の往復が続いていたが、西23枚目で迎えた1975年5月場所で初の7戦全勝を果たし優勝。西筆頭に上がった次の7月場所でも5勝2敗の好成績を残し、9月場所で新十両に昇進した。 2度の幕下転落を経験し、3度目の十両昇進となった1976年7月場所で四股名を本名の松岡から龍門に改めた。この場所は10勝5敗と十両で初の勝ち越しを決め、9月場所からは幕内を狙える十両上位での相撲がしばらく続いたが、西3枚目で迎えたその年の11月場所で11日目に勝ち越してから全敗したり、結果的に最高位となった西筆頭で迎えた1977年3月場所で、7勝7敗で迎えた千秋楽の相撲に敗れるなどして、幕内昇進は果たせなかった。その後は十両中位から幕下上位で相撲を取っていたが、1981年3月場所から7場所連続で全休し、1982年5月場所ではついに番付外に転落した。関取経験者が番付外に転落するのは昭和以降では史上初であったが、この場所にも出場せず、そのまま5月場所限りで廃業した〔関取経験者が番付外に転落し実際に前相撲で相撲を取ったのは、2010年9月場所における北勝国が昭和以降では初である。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「龍門孝幸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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